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オトカケノ祭壇(Altar of Otokake)

ボキャブラリーの発見と共用

Otokake

限られた文字の組み合わせで、どのコマをどこに移すか当ててもらう協力ゲーム。よぐゲームズが3月のボドゲエキスポで発表した(ゲームマーケットでは未発表)。26の人工言語が収録された『アマタノ儀式』のように独特のコミュニケーション制限による笑いと創造性が楽しめる。

1人のプレイヤーが「大長老」となり、他のプレイヤーは「神官」となる。予め配られたひらがなカードから、今回使うカードを選んで場に並べ、これが今回使えるひらがなとなる。「神官」たちは、2つのコマをどことどこに移すかカードで指示されるので、それを5分以内に、今回使えるひらがなだけで「大長老」に伝える。

コマは色・形・番号で、移動先はイラスト・番号・位置などで伝えるが、ほしいひらがながない場合は、それに近い発音のひらがなを使うことになる。ところがそれが「大長老」にはなかなか通じない。あまりに通じなければ、別の表現を探さなければいけなくなるだろう。さらに数や色を言ってはいけないというNGカードもある。

伝わるパターンを誰かが発見すると、それに便乗するようにボキャブラリーが形成されていく。新しく発見された言葉を皆が口を揃えて言い合っているのが楽しく、一体感が生まれる。クリアしたら、ひらがなカードを減らしたり、今回使うカードがランダムに決まったりして、不自由になるほどやりがいのあるゲームとなる(最大難易度でクリア)。

オトカケノ祭壇
ゲームデザイン&イラスト:赤瀬よぐ
よぐゲーム(2024年)
2~6人用/10歳以上/10分
BOOTH:オトカケノ祭壇

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日本語のお題を英語だけで伝える『エイゴダーケ』4月26日発売

幻冬舎は4月26日、『エイゴダーケ』を発売した。原案:TUKAPON、ゲームデザイン:鍋野企画、3~8人用、10歳以上、15分、1760円(税込)。

カタカナ語のお題をカタカナ語なしで説明して当ててもらう『カタカナーシ』シリーズ最新作。オリジナルは鍋野企画がゲームマーケット2019秋で発表した『チョンマゲ・オン・ザ・ヘッド』で、新しいお題を加えて再構成した。

「ふとん」「もち」「てんぐ」といった日本語のお題を英語だけで伝えてみんなに当ててもらう。「さくら」で「cherry blossom」といった直訳英語を使ってはいけない。お題は各カードに6個で合計408個。伝わればどんな英語でもOK、英語が苦手でもカタコトで単語だけ並べても楽しめる。

内容物:お題カード 68枚、イベントカード 12枚、説明書

幻冬舎:エイゴダーケ