投稿者: おの
ライスウォーズ(Rice Wars)
先手を取ったら負け ポーランド発、日本を舞台にした陣取りゲーム。日本の戦国時代は外国人にとっても魅力的なテーマらしく、昨年1年間でもフランスから『戦時』、ドイツから『徳川』と『武士道』、そしてポーランドのこのゲームと4タイトルも発売されている。日本人の目から見ると地名や登場人物の名称がヘンなのはさて…
ヤポンブランド、今年のラインナップ出揃う
エッセン国際ゲーム祭に日本から毎年出展しているヤポンブランドの、今年のラインナップがホームページで明らかになった。今年のゲームマーケットで出展された作品のほか、新作や絶版品の再販も含まれている。 ヤポンブランドは、日本のすぐれたボードゲーム、カードゲームを海外に知らしめるため、ゲームマーケットの常連…
ぱくぱく算数(Munch Math)
ピザは栄養満点 算数の勉強をしながら食生活のバランスもとろうという教育的なゲーム。子供デザイナーコンテスト受賞作品とのこと。 ルールは3つある。ステップ1では食べ物をひとつ決め、ダイスを2つ振って、その数字の和差積商に対応するマスを埋める。先に全部埋められた人が勝ち。ステップ2はダイスでゾロ目が出た…
オーマイガー!(Aargh!)
そんなルールがあったような 自分たちでルールを決めてカードを出していくオランダのゲーム。カードには円、三角、四角が1〜2個、白黒で描かれており、背景の絵は3色あって、半分白いものもある。手札のカードを全部なくすことが目標だ。山札から1枚めくってスタート。 スタートプレイヤーは、「三角の上に四角を出せ…
インクハート・ダイスゲーム(Tintenherz – Das Würfelspiel)
取られる前に取るか ドイツの児童文学作品に基づく映画のダイスゲーム。原作”Tintenherz”(インクの心)は2003年に出版され、23ヶ国語に翻訳された。日本でも『魔法の声』(リンク:アマゾン)というタイトルで発売されている。国際的な人気を受けて、2005年に続編R…
ブロンコ・ランチ(Bronco Ranch)
待ちが狭くなる牧場 マイ牧場に、色を合わせて馬のタイルを並べるゲーム。手番にはまず場札から1枚、タイルをマイ牧場に置き、続いてダイスを振って1〜3枚、袋から引いてマイ牧場に置く。置けなかったら場札に返す。 タイルは四隅に色がついており、隣りと色が合うように置かなければならない。たくさん敷き詰められる…
レオナルド(Leonardo)
絵を飾って価値アップ レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍したイタリアの都市を舞台に繰り広げるモノポリー。12面ダイスで移動し、止まったマスが誰かのものならばお金を払い、誰のものでもなければ権利書を買う。誰かが止まったときにもらえるお金は購入価格の半額だが、絵を買えば買うほど値上げできる。 イベントマスは…
トランペット(Trumpet)
戻すルールで白熱 トリックを取ってコマを進めるレースゲーム。タイトルはトランプ(切り札)と楽器のトランペットをかけているのだろう。 マストフォロー※1でトリックテイク※2をして、取った人が自分のコマを進める。紋章のあるマスに止まるたびに切り札のスートの指定ができ、6つのスート※3で切り札のランクが決…
アラカルト・カードゲーム賞2009も『ドミニオン』、三冠達成
ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』はホームページで今年のアラカルト・カードゲーム賞を発表した。50名の専門家の投票によって選ばれた今年のベストカードゲームは『ドミニオン』。ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞1位とあわせて史上初の三冠を達成した。 アラカルト・カードゲーム賞はドイツゲーム賞と…
読書の秋、ボードゲーム本続々
今月は久しぶりのボードゲーム関連本の出版が相次ぐ。 『ゲームリンク』(Shoot the Moon)は新しいボードゲーム情報誌。創刊号となる今回の特集「No Game No Life!」では、ボードゲーム業界の有名人やサークルの代表などが自分のメモリアル・ゲーム!を披露する。国内だけでなく、M.シャ…