ガーフィルゲームズ新三部作第1弾『南チグリスの旅人』日本語版、6月2日発売

ケンビルは6月2日、『南チグリスの旅人(Wayfarers of the South Tigris)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.J.マクドナルド&S.フィリップス、イラスト:M.ディミトリエフスキ、1~4人用、12歳以上、60~90分、8580円(税込)。5月8日まで下記サイトにて先行発売受付中。

「西フランク王国」三部作のコンビによる南三部作の第一弾として、ガーフィルゲームズ(ニュージーランド)がキックスターターを経て2022年に発売した。西暦820年のアッバース朝イスラム帝国を舞台に、旅する地図製作者となって周囲の土地、水路、天空を地図に描き出すダイス&ワーカープレイスメントとタブロービルドのボードゲーム。

手番にはダイスかワーカーを配置する。ダイスはプレイヤーボードに置いて、対応する目のアイコンを発動させてアクションを行う。アップグレードすることでアクションの幅を広げられる。ワーカーはメインボードに置いてカードを獲得するが、ワーカーの色によってグレードがあり、獲得できるカードが変わる。

カードは土地、水路、天空があり、プレイヤーボードに接続してパノラマができあがっていく。パノラマに並んだカードが新しいアクションをもたらし、これらを元に報告誌トラックで誰かがゴールに到達したら1周して終了。パノラマ内の都市や港の数、空の星の条件達成、ギルドのマジョリティなどの勝利点を合計して勝敗を決める。

たくさんのカードが織りなすコンボに、ダイスプレイスメントもワーカープレイスメントもある要素いっぱいの作品ながら、手元に広がっていくパノラマの美しさに魅了される。

ケンビル:南チグリスの旅人 日本語版

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