ドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルトカードゲーム賞の3つの賞に輝いた協力トリックテイキングゲーム『ザ・クルー:第9惑星の探索』の後継作として、2021年にコスモス社(ドイツ)から発売された。これまでは英語版が流通していたが、タスクカードが日本語になってだいぶ遊びやすくなる。
ミッション固定のタスクがあった『第9惑星の探索』から、毎回ランダムに引かれるタスクの組み合わせを協力して達成することを目指す。各ミッションには達成難易度の合計値が指示されており、その合計値に達するまでタスクカード(人数によって数値が変わる)を引く。タスクを各プレイヤーに振り分けたらトリックテイキングを行なって、全てが達成できれば次のミッションに進める。
前作同様、プレイヤー間の意思疎通は「通信チップ」による所有カードのヒントに限られており、使うタイミングが以前より重要になった。
タスクカードのバラエティだけでなく、時間制限があるミッションなどもあって、もっと遊び応えのある内容に進化。独シュピールボックス誌では「あの前作をさらに改良できるとは思わなかった」「後継作は前作を何よりも可変性によって追い抜いた」など高い評価を受けている。