協力型ストーリーテリングゲーム『アンドゥ』シリーズ日本語版、11月中旬発売

undo1J.jpgホビージャパンは11月中旬、『アンドゥ―新たな運命の織り手(Undo)』シリーズ3タイトル「桜祭り(Das Kirschblütenfest / Cherry Blossom Festival)」、「路地裏の血(Undo: Blut im Rinnstein / Blood in the Gutter)」、「過去からの呪い(Fluch aus der Vergangenheit / Curse from the Past)」の日本語版を発売する。ゲームデザイン・L.ザッハ&M.パルム、イラスト・L.フレーリッヒ&L.レンツ、2~6人用、10歳以上、45~90分、各1800円。
タイムトラベルで事象を改変して、死すべき運命をやり直し(アンドゥ)、過去の殺人事件を防ぐ協力型のストーリーテリングゲーム。デザインは『悪魔城への馬車』の2人が担当している。オリジナルはペガサスシュピーレ(ドイツ)が今春発表した。マニュアルがなく、最初のカードから読んでいくことでゲームを始められる。
ゲームは殺人現場からスタートする。そこにある情報を読んだら、事件の○分前、○時間前、○年前といったタイムトラベルの行き先を選ぶ。行き先のカードを読み、三択で選んでカードを取ると、事件を回避できる可能性が得点で指示される。移動のたびに時間カードがなくなっていき、最後に獲得したカードの得点で成績を決める。次のゲームは、よりよい成績を目指して再チャレンジすることになるだろう。
第1作『アンドゥ-新たな運命の織り手:桜祭り』は2000年、日本の岡山が舞台。自宅の居間に力なく横たわる、古風な青い背広を着た60代の男。そばには割れたグラスワインと車いすの女性の写真。そして机の上には数本の桜の枝が ――なぜ彼は死ななければならなかったのか?
第2作『アンドゥ-新たな運命の織り手:路地裏の血』は1929年、アメリカ・シカゴが舞台。汚れた通りの行き止まりで敷石の上に力なく横たわる20代の男。血まみれになった白いシャツと胸と背中に穿たれた弾痕。右手には緩められたネクタイ、そして左手にはテディベア……いったい彼に何が起きたのだろうか?
第3作『アンドゥ-新たな運命の織り手:過去からの呪い』は1994年、ドイツ・ベルリンが舞台。ホテルの五階から手すりをこえて落ちていく一人の老女。目に浮かぶのは恐怖ではなく、今起きたことへの苦悩。手にした金髪の房を見て愛しそうに微笑みながら彼女は地面に衝突し、最期の一呼吸が、冷たい空気の中で小さな白煙となった。彼女に何が起きたというのだろうか?
過去をたどり、時間の流れを改変し、悲惨な死を回避するため、ストーリーに散りばめられたヒントを読み取り、みんなで知恵を出し合って推理しよう。
内容物(各商品共通):大カード25枚、小カード60枚

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