当サイトでは、カウンターの1000万ヒットを記念して、2019年2月16日より28日まで、読者アンケート「ボードゲーム愛好者サーベイ」を実施した。連絡先が重複しているものを除き、890人に回答頂いた。その集計結果の3回目。
・ボードゲーム愛好者サーベイ(1)基本情報
・ボードゲーム愛好者サーベイ(2)プレイ環境
・ボードゲーム愛好者サーベイ(4)嗜好
・ボードゲーム愛好者サーベイ(5)当選者発表
ボードゲームを買う場所
欧米を中心に2400名が回答したアンケート”Board Game Survey
駿河屋は専門店の通販と、専門店の実店舗の間に入っているが、この3者のパーセンテージの差はほとんどない。通常はアマゾン、専門店、駿河屋でネット通販しつつ、定期的に実店舗で実物を見て購入する姿が浮かび上がる。ゲムマやフリマなどのイベントで購入する人は5割を切っており、そこまで出向く人はまだ多数派とはなっていないようだ。
所有ボードゲーム数
6~9個 31人(3.5%)
10~24個 76人(8.5%)
25~50個 114人(12.8%)
51~99個 161人(18.1%)
100~149個 124人(13.9%)
150~249個 148人(16.6%)
250~499個 128人(14.4%)
500~749個 43人(4.8%)
750~999個 11人(1.2%)
1000個以上 32人(3.6%)
「4桁倶楽部」(1000個以上所有、Raelさん命名)は32名で3.6%。”Board Game Survey”では2%なので、割合で上回っている。各区分の中央値に人数をかけて、回答者が所有するボードゲームの総数を中央値×人数で概算すると176,000個。その約2割が「4桁倶楽部」の所有となっている計算になる。
所有するボードゲームの平均プレイ回数
2回 253人(28.4%)
3回 234人(26.3%)
4回 40人(4.5%)
5回 110人(12.4%)
6回 12人(1.3%)
7回 13人(1.5%)
8回 7人(0.8%)
9回 1人(0.1%)
10回以上 70人(7.9%)
所有数が増えると、平均プレイ回数は下がるのだろうか。”Board Game Survey”では所有数25個までは10回以上が一番多く、150個までは5回、999個までは3回、1000個以上は1回というように反比例の関係になっている。こちらの調査では平均値だが、同じ傾向はあるものの、全体ではかなり少ない。国際的に1.5倍のプレイ回数にするには、プレイ時間を増やすか、さもなければ購入数を3割減らす必要があるだろう。その中で「4桁倶楽部」の方々が2回以上と気を吐いているのは注目である。
所有数別、平均プレイ回数の平均
6~9個 5.1回
10~24個 5.1回
25~50個 4.1回
51~99個 3.6回
100~149個 3.0回
150~249個 3.0回
250~499個 2.5回
500~749個 2.3回
750~999個 1.5回
1000個以上 2.0回
つづく。