蕎麦屋さんが週末限定でボードゲーム茶屋になる。日本茶を飲み和菓子をつつきながら、170種類のボードゲームが遊べる。
近隣には40軒以上の蕎麦屋があり、観光客が多く訪れるが、夕方になると城崎などの宿泊地に移動するため、客足が途絶えがち。そこに地元の人が集まる娯楽の場を設けようと開店した。従業員の石田氏は地元「豊岡ボードゲームサークル」の会長で、人口8万人の市内から毎回20名ほどの参加者があることから手応えを掴んでいたという。
席数は接客の関係で50席中、最大4卓20席。料金は30分250円で1日最大2000円。マンスリーパスや学割も用意されている。飲み物は煎茶、深蒸し煎茶、玉露、玄米茶、新茶、そば茶、紅茶、オレンジジュースがあり、お菓子は権兵衛餅、沢庵饅頭、季節の生菓子、プリン、ワッフルが選べる。甘いお菓子以外の持ち込み可。蕎麦屋の営業時間と重なる15:00~17:00は、そばを食べてボードゲームもできる。
ボードゲームを預けてスタッフがルールを読み込み、インストしてもらう「インスト依頼」、遊びたいゲームのメンバーを集める「求人板」、投票でお店が購入するゲームを決める「新作投票券」など、サービスも充実。サークルは従来の会場で活動を続け、イベントなどで連携していくという。観光がてら訪れてみてはいかが。
ボードゲーム茶屋 湖月
兵庫県豊岡市出石町八木19辰鼓楼横/TEL:0796-52-5123
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