ローゼンベルクのパズル三部作ラスト『スプリングメドウ・春の草原』日本語版、9月中旬発売

springmeadowJ.jpgホビージャパンは9月中旬、『スプリングメドウ・春の草原(Spring Meadow)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・A.ベークホフ、1~4人用、10歳以上、15分×プレイヤー人数、5600円(税別)。
ベルリンのボードゲームカフェ「シュピールヴィーゼ」がプロデュースしてきたローゼンベルクのパズルゲーム三部作のラストを飾る作品。色とりどりの花壇を作る『コテージガーデン』、秋の野山を散策する『インディアンサマー』に続いて、雪解けの山をハイキングする箱庭系のパズルゲームだ。
手番には中央の場からテトリス状の草原タイルを1枚選び、はじめは雪だらけの自分の山地ボードに配置する。テトリスのように、手前からできるだけ隙間を作らずにタイルを配置して、得点計算では完全に埋まった列が得点になる。こうして雪のない草原をできるだけ遠くまでハイキングすることを目指す。
草原タイルにはところどころ穴が空いており、山地ボードに印刷された巣穴と合わせることで得点を増やせる。また、穴をつなげておくことで岩タイルが獲得でき、隙間に埋めることができる。一方、巣穴をタイルで塞いでしまうと、別の巣穴からマーモットが現れて得点を減らしてしまう。
中央の場に補充が必要になった時点で得点計算が発生し、得点の最も多いプレイヤーがハイキングバッジを受け取る。最初にハイキングバッジを2枚獲得したプレイヤーがゲームの勝者となる。一度ハイキングバッジを獲得すると、全ての巣穴からマーモットが現れて得点が減るので油断できない。
先の先を読んでタイルを選ぶ悩ましさはさらにレベルアップ。さらに雪の大地に次第に広がっていく草原と、巣穴をふさぐ可愛いマーモットがゲームを盛り上げる作品だ。
内容物 ゲームボード1枚、山地ボード4枚、草原タイル100枚、岩タイル2枚、道標1個、コンパスマーカー1個、マーモットディスク25枚、食料/ハイキングバッジタイル5枚、ルールブック1冊ほか