北海道文化放送ニュースでボードゲーム特集

北海道文化放送では12月19日、ニュース番組の中で「札幌で夜な夜な熱狂!知的ゲームの秘密」というボードゲーム特集を放送した。12分以上にわたる番組内容は、Youtubeで見ることができる。

番組はドイツゲームの紹介から始まり、プレイスペース「卓屋」の様子をレポート。そこでは『人狼』(『究極の人狼』)がプレイされていた。スタッフの中村基史氏が年末オススメのゲームとして、『ウボンゴ』、『ディクシット』を挙げている。参加者の女性が、年齢を重ねると、なかなか友達増えない中で、いろんな人と出会えると語っているのが印象的だ。アナウンサーは「テレビゲームやネットゲームで育った世代に、実は最も新鮮なワンダーランドなのかもしれません」と結ぶ。
次に登場するのは北海道大学そばの「札幌カフェ」。ここでサークル「あぷりこっと☆じゃむ」の代表・石塚晶氏がドイツゲームについて講演を行う様子が放映された。講演の後は『ドメモ』などが遊ばれ、初めて遊んだ人が感想を述べている。「あぷりこっと☆じゃむ」では、コワーキングスペースやシェアハウスなどでボードゲームの活用を模索しているという。
その試みとして、「WAGAYA」というシェアハウスでのゲーム紹介の集いが紹介された。住人が『おばけキャッチ』『ラミィキューブ』『ノイ』をプレイし、シェアハウス見学のウリになりそうだという。
続いて小樽の木のおもちゃ屋「キンダーリープ」へ。杉本信子氏がボードゲーム流行の原因として震災の影響を説き、『スティッキー』『レインボースネーク』を推している。2階のプレイルームは1時間300円で利用できるという。
最後に手稲コミュニティーセンターでの「あぷりこっと☆じゃむ」定例会の様子をレポート。『ぐらじぇらんす』『ドブル』『テーベ』などを遊ぶ様子が映った。三児の母親でもある代表の石塚晶氏は、ドイツゲームの利点として順番やルールを守ること、会話が必要なことを挙げている。
スタジオではアナウンサーが『ゆらゆら海賊船』をプレイ。その前には『スコットランドヤード』が並んでおり、卓屋メンバーが制作した『じゃんけんキングダム』の紹介で締めくくられている。
番組中では15タイトルものボードゲームが登場し、中には内容が詳しく説明されたものも多い。また、プレイ風景には女性が多く登場し、明るい雰囲気を印象づけている。ドイツゲームという未知のジャンルの幅広さと、愛好者の幅広さに興味をもつ人が増えそうだ。

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