コンポーネントの美しさで知られるツォッホ出版はキッズゲームに特化しています。
B.ポコリニック作、2〜4人用、6歳以上、20〜30分。
三角形の鏡をタイルの上に置き、できあがったパターンの羽根をもつ蝶々を探します。タイルを1枚ずつめくって、見つかったら獲得。タイルをすべて裏にして、鏡の置き方を変えて次の蝶々を探します。タイルの位置は変わりませんので、どの蝶々がどこにあるかを覚えておいたほうが有利ですが、羽根のパターンしか変わらないので覚えるのはたいへんです。たくさんの蝶々を見つけた人の勝ちです。
T.フツラー作、2〜6人用、6歳以上、20〜30分。
サルたちがおいしいフルーツを求めて木に登ります。でも木の上ではボスザルのバナナマッチョが邪魔をします。手番にはダイスを振って、出た目の組み合わせで得点し、木を登ります。一方で、バナナマッチョ役のプレイヤーもダイスを振り、バナナマッチョが全部揃うとバナナを投げ込んできます。その前にダイスを振るのを止めておかないと、バナナで滑って木から落ちてしまいます。最初にゴールできたサルの勝ちです。
V.フルカド、J.P.マース作、2〜6人用、8歳以上、15〜20分。
フランスのMJゲームズから2011年に発売され、日本ではホビージャパンが取り扱っている『ガラパ・ゴー!』のドイツ語版です。イラストも刷新され、頭がゾウで胴がワニ、頭がライオンで胴がキリンといった珍しい動物カードが並んでいます。頭がライオンで赤い星が含まれていないなどの動物がカードで指示され、これだと思う動物の上に自分のコマを置きます。正解ならば獲得でき、一番多く集めたプレイヤーが勝者です。
A.シュミット作、2〜5人用、8歳以上、20〜30分。
8面ダイスを振って、中央に並んだカードの数字以下になる組み合わせでカードの上に出します。ラウンド終了時に、ダイスを置いたカードが獲得できますが、同じカードに複数のプレイヤーがダイスを置いている場合、そのダイスを振りなおして戦わなければなりません。プレイヤーによってダイスの個数が異なるので、戦いが有利になることも不利になることもあります。カードには足跡マークがあり、この合計で勝者を決めます。
C.クライナート作、2〜6人用、6歳以上、20分。
昨年ドイツ年間キッズゲーム大賞を受賞した『カラフルミミズ(Da ist der Wurm drin)』のダイスゲーム版。カードゲーム版『ミミズレース(Streifen Toni)』に続いてシリーズ3タイトル目となります。フルーツダイスを振って自分のカードと同じものを取ります。取るダイスがなかったら振りなおすことができます。全部のダイスが取られたら、ミミズはそのフルーツを食べて前に進みます。全色のフルーツを最初に食べたミミズが勝ちます。