『アグリコラ』『ル・アーブル』『祈り、働け』などU.ローゼンベルクの作品や、ザヴァンドールシリーズを出版しているルックアウトゲームズ(ドイツ)は、7月1日から販売をハイデルベルガー社からアスモデ社に切り替えたことが、シュピールボックス・オンラインのニュースで明らかになった。
ボードゲームの中小出版社は独自の販売網をもたず、卸売業者と契約して商品を流通させている。ルックアウトゲームズがこれまで契約していたハイデルベルガー社は、主としてドイツ国内の流通を担っている。
新しく契約したアスモデ社はフランスが本社で、フランス、ベルギー、スイスなど主にフランス語圏の出版社の販売を扱っていたが、ドイツの出版社と販売契約を結ぶのは初めて。ルックアウトゲームズにとっては、より広範なエリアに商品を届けることができるようになる。
日本国内では、ホビージャパンがアスモデ社と輸入販売の独占契約を結んでいるが、ルックアウトゲームズ社の商品も取り扱っているため、大きな変化はないと見られる。
・spielbox-online:Asmodee übernimmt Vertrieb von Lookout Games