今年は数日前から公式ホームページでカウントダウンが行われ、会議の様子は「ライブティッカー」で逐次報告された。昨年、アクセスが集中してサーバーがダウンした経緯を踏まえ、20秒ごとに更新するテキスト配信プログラムを採用。「現在委員長が挨拶中」「デザイナーたちが壇上に上った」など、現場にいるかのようなライブレポートが送信された。
審査委員会は受賞に当たって以下のようなコメントを発表している。
「『ズーロレット』は簡単にゲームを覚えられると同時に戦略的にも深いという両立に成功しています。動物園の動物たちというテーマでゲームの魅力に入りやすくし、やめられなくなるくらいに心を捉えるでしょう。運の要素もあるので、子どもたちでも善戦することができます。戦略が見つかるたびに新しい可能性が出てきます。ゲームテーブルでずっと盛り上がれる一番のツールです。」
『雄ヤギのベッポ』は国内でまだ取り扱いがないが、早晩輸入されることになるだろう。
・ドイツ年間ゲーム大賞2007、ノミネート発表
・TGWレポート:ズーロレット