この賞はゲームの個別タイトルについて与えられるものではなく、ゲームを扱ったドイツ語のテレビ・ラジオ番組および新聞記事を対象に、ゲーム・ジャーナリストたちがゲームの伝え方を競うものです。
今年放送された番組、掲載された新聞記事が年明けまで応募され、その中からメディア関係者3名、ゲームデザイナー関係者2名が「ゲーム体験と社会的意義がわかりやすく紹介され、広く周知されているもの」を選びます。発表は2005年の6月5日、ゲッティンゲン・ゲームデザイナー会議で連盟の議長であるA.R.ムーン氏から発表されます。賞金は総額1000ユーロ。
ゲーム文化が根付いたドイツにおいてもなお、ゲームを宣伝していく努力を怠らない姿勢は、宣伝自体の少ない日本でも大いに見習われるべきものとなるでしょう。(SAZ)