マーダーミステリーゲーム『罪と罰の図書館』10月29日発売
ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第15弾。今回は『真紅のアンティーク』『時をかけるトライアングル』などの作品があるグループSNE所属の小説家&デザイナー、河端ジュン一氏が手掛けた。
1960年代末、日本。西洋風のモダンな図書館には、「読むと死ぬ奇書」が秘蔵されているとの噂があった。事件は、図書館の開館三周年記念の日に起きる。記者のインタビューに答える予定だった時刻に、司書が館長を呼びに行ったところ、いつもは鍵のかかっていない館長室のドアがしまっている。司書が鍵を持ってきて開けると、なんと室内では館長が事切れていた! 密室にいたはずの遺体は、こちらに背を向けた椅子に座り、胸にはドストエフスキー著『罪と罰』を抱いていた。これは自殺か? あるいは――。司書長や小説家といった本にまつわる容疑者、不気味な奇書の噂、絡み合う過去の事件。物語の結末はどこへ向かうのか? めくられたページは、もう戻らない。
「選択型の目標」システムで初心者からベテランまで幅広く楽しめるマーダーミステリーだ。
『ドミニオン:異郷 第2版』日本語版、10月下旬発売
6番目の拡張セットとして2011年に発売されたをリニューアル。世界の最果ての地とそこに住む人々がテーマで、プレイヤーがカードを購入・獲得するときに即座に効果を表す能力が特徴となっている。
旧版からいくつかの王国カードを入替・追加している第2版としては基本セット、『陰謀』、『海辺』、『繁栄』(日本語版未発売)に続いて4タイトル目となる。今回旧版からなくなったのは「公爵夫人」「義賊」「埋蔵金」「官吏」「シルクロード」「神託」「遊牧民の野営地」「大使館」「不正利得」。代わって「番犬」「遊牧民」「織工」「進路」「魔女の小屋」「スーク」「車大工」「大釜」「狂戦士」が追加された。新カードの効果はぼどろぐでまとめられている。
内容物:カード 300枚、収納トレイ、インデックスシート、ルールブック