ギルドを組み合わせて対戦『リフトフォース』日本語版、10月29日先行発売
10種のギルドから4種を選んで対戦する2人用ゲーム。オリジナルはワンモアタイムゲームズ(オーストリア)から2021年に発売された。その年の『イーオンズエンド』『グルームヘイブン:獅子のあぎと』『バラージ』と共にドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リストに入っている。
水、風、土など10種のエレメンタルを使役するサマナーのギルドから4種のギルドをドラフトして選択。それぞれの特徴を生かして、相手のエレメンタルにダメージを与えて倒し、自分のエレメンタルだけがいる土地で決算を行って得点を競う。
場札へのプレイ、場札による攻撃、ドローのいずれか1つしかプレイできないことで、どこまでまとめてカードを動かせるかも勝敗のカギ。異なるエレメンタルの組み合わせによるコンボ発見の楽しみもある。
色を混ぜるトリックテイキング『パーラ』日本語版、10月29日先行発売
『もっとホイップを!』のアラーズがデザインし、オリジナルは2012年にケンブリッジゲームズファクトリー(イギリス)から発売された作品。数寄ゲームズでは『ボトルインプ』『トランプ、トリックス、ゲーム!』『地下迷宮と5つの部族』『ブードゥープリンス』『乗り間違い』に続いて名作トリックテイキングシリーズ第6弾となる。
スートの色を混ぜることができるところが特徴で、マストフォローでリードスートが手札にない時、原色(赤・青・黄)ならば別の色を出してスートを混ぜた色(オレンジ・紫・緑)にしたり、非原色ならば2枚を組み合わせてリードスートにしたりできる。
獲得トリック数を予想する「点描画法」と、なるべく取らないようにする「印象派」ルールがあり、スートの色を混ぜて勝ったり押し付け合ったりするトリテ通好みの作品。日本語版にあたって、6つのスートはそれぞれ別々のイラストレーターが担当。アートワークも楽しめる。
パーラ(Pala / Allers / 数寄ゲームズ, 2022)
カード2枚出しでスート対応できるトリックテイキング。青と赤で紫をフォローでき、青に対して赤を付け加えて紫に変更できる。獲得スートを予想するビッド式だが、選択肢が増えて思い通りに獲得できるかわからずヒリヒリする pic.twitter.com/4c1eU4E1Rp— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 15, 2023