タイルを重ねて丘の街作り『アクロポリス』日本語版、12月24日発売
オリジナルはギガミック(フランス)から今年発売された作品。エッセン・シュピールのスカウトアクションで6位になっている。ギリシャの建築士となり、街区が描かれたタイルを効率よく配置し都市を発展させていく。
手番には、場に並んだ複合ヘックスタイルから1枚を選び、自分のスタートタイルにつなげて配置する。一番手前のタイルは無料だが、奥にあるほど多く石材が必要になるダッチオークション方式。場は1枚になるまで補充されないので、他のプレイヤーがほしいタイルも踏まえて選択することになる。
獲得したタイルは住宅、神殿、市場、庭園、兵舎といった街区によって配置条件がある。タイルを重ねて置けば石材が手に入ったり、点数効率が上がったりするが、下にあるマスは消えてしまうので、どのマスの上に重ねるかが重要。
補充ができなくなったらゲーム終了で、各街区の得点計算方式によって勝敗を決める。得点が倍になるプラザの位置が勝敗を分けるだろう。
内容物:都市タイル 61枚、スタートタイル 4枚、早見表 4枚、得点計算用紙 1冊、親方マーカー 1個、石材キューブ 40個、ルールブック 1冊
日本版The One Hundred 2022投票開始、12月10日まで
アメリカのブログで行われたものに刺激され、さとーとしき氏が2005年から毎年年末に開催しているウェブ投票。各自好きな非電源系ゲームを15個挙げ、それを集計して上位100位まで発表する。発表年、生産国共に不問で、TRPG・TCGも含めてかまわない。昨年は546名が投票した。
過去の1位は『カタン』(05、06、08、10、11、15、16)が7回と圧倒しているが、近年は『テラフォーミング・マーズ』(17、18、19、20、21)が5年連続で圧倒している。例年、海外作品が上位を占め、国産は『異世界ギルドマスターズ』が13位で最上位(過去の結果はこちら
ハンドルネーム可能で、誰でも投票でき、ほかの人の投票内容も見ることができる。基本的にオールタイムベストのゲームを自由に選ぶが、個人的に「今年発売されたゲームから選びました」とか「今年遊んだゲームから選びました」などの制限を設けてもかまわない。奮って投票しよう。