NHK「沼にハマってきいてみた」でボードゲーム
「沼にハマってきいてみた」はジュニア向けバラエティ番組で、趣味にどっぷり浸かった10代の若者を取り上げている。今回のテーマはボードゲーム。「テーブルを囲んで遊ぶアナログゲーム。カードで遊ぶ形式や、ボードを使わないゲームなど種類はさまざま」と定義した。
名古屋在住のらなさんはハマった歴11年。お父さんはフランス人で、ヨーロッパで家族でボードゲームを楽しむ習慣があり小さい頃から自然とハマっていった。コレクション200個以上、ボードゲームを紹介する動画を90本以上配信しており、家族で『5本のキュウリ』を遊ぶシーンも映された。ボードゲームは「生活の一部」「コミュニケーションを取りながら遊べるから、家族関係を深くするために良い道具」だという。
らなさんは遊ぶだけでなく創作もしており、6歳から30個以上作ってきたという。その中で『ドキっと!アイス』がアークライト・ゲーム賞2020最優秀賞を受賞。また、将来ボードゲームの絵も自分で描きたいと、美術部に入っている。
らなさんに番組は「ぬまはまオリジナルボードゲーム」を開発を依頼。よく参加しているという名古屋ボードゲームテストプレイ会にアイデアを持ち込み、上杉真人氏らのアドバイスで改良した作品『沼にハマって詠んでみた』をスタジオで実プレイすることになった。ダイスを振って指示に従うワード&リアクションゲームで、MCのDJ松永氏とサーヤ氏、ゲストのオードリー春日氏がタイムトライアル。「簡単すぎると思ったけど、こんがらがって楽しい」と白熱した。
また、「ボードゲームのこまったさん」として開智望中等教育学校ボードゲーム同好会(茨城・つくばみらい市)が登場。部員を増やさないとこの活動が続けられないと、初心者でも楽しめるゲームの開発をしていた。らなさんとオンラインでつなぎ、「プレイ時間は短くすべし(何回もできる)」「テーマは分かりやすくすべし」というアドバイスを受けた。
オードリー春日氏は『沼にハマって詠んでみた』を「オモシロだった、何回でもやれる」、DJ松永氏は「友達との絆が深まる」「仲間とワイワイやるのが楽しい」「家族でやるのいい」とコメント。お子さんがもうすぐ3歳になるというオードリー春日氏に勧めていた。
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あす6(火) 夜7:30 生放送#ボードゲーム 沼
\自作のゲームが海外で発売されたこともあるという中学生ハマったさんに
番組オリジナルゲームの開発を依頼!#ぬまメン #しゅーと が
制作の裏側を視察しました👀✨完成したゲームは
スタジオでお披露目⚡みんなで遊びますよ~#NHK沼 pic.twitter.com/H2rHQ4DUmF
— NHK 沼にハマってきいてみた (@nhk_hamatta) December 5, 2022
BSテレ東「宮下草薙のトイランド」でボードゲーム
「宮下草薙のトイランド」は宮下兼史鷹氏がおもちゃをマニアックに取り上げる番組で、4回にわたってナーフ、ボードゲーム、リカちゃん、ベイブレードを紹介する。今回は所有ボードゲーム100タイトル以上、『スピリットアイランド』を日本語版発売前に翻訳したという宮下氏が、アークライトの鈴木健右氏と共に、初心者から上級者まで楽しめる重量級ボードゲームを紹介した(重ゲーは「じゅうゲー」派と「おもゲー」派がいるという話も)。
まずは「争わない邪魔されない」点で初心者向けという『ウイングスパン』。現実の鳥の生態を反映していることを美しイラストと共に伝える一方、ワタリガラスは反則級に強いというマニアックなコメントも。
次は『ガイアプロジェクト』。ソロプレイこそ重ゲーの醍醐味といい、宮下氏はロフトでプレイして、そのままセーブして出勤していたというエピソードを明かした。1人ならテレビゲームでもいいのではという草薙氏に、テレビゲームの数倍頭を使うので、頭がサッパリし、次の日はツッコミのキレがいいと語った。ちなみに「妻はテラミスティカ派」とも。
6人でプレイして7時間かかったという『ネメシス』は、イントルーダーと遭遇するシーンを実際にプレイし、ケガや感染など現実的なことをゲームに落とし込んでいることを強調した。『クロニクル・オブ・クライム』では蓋を開けて匂いをかぐ宮下氏。VRゴーグルで現場検証するシーンは2人とも大興奮だった。
最後に草薙氏は「こんなことになってるんだ」とボードゲームの世界の広がりに驚いてみせ、宮下氏は「足踏みしてないでぜひこの世界に足を踏み入れてほしいな」と締めた。