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山口にプレイスペース「ALSPIEL」1月6日オープン

山口に1月6日、プレイスペース「ボードゲーム倶楽部 ALSPIEL(アルシュピール)」がオープンする。山口駅徒歩7分、13:00~23:00、水曜休。

8卓とカウンターの合計36席で、500種類以上のボードゲームが遊べる。8人がけの円卓は洋館の一室をイメージしており、人狼やマーダーミステリーもプレイできる。料金は1時間500円から。飲食は臭いの強いものやアルコール類を除いて持ち込み可(店内提供なし)。

お店のイメージキャラクターは『放課後さいころ倶楽部』の中道裕大氏がデザイン。店主のAL(アル隊長/結城俊和)氏が連載前からの知り合いだったことから実現した。店内には中道氏の色紙などを展示した『放課後さいころ倶楽部』コーナーが常設されている。

AL氏は声優および声優講師のキャリアを生かし、4月から声優教室も開催。プレイスペースとのコラボイベントも計画されている。

ALSPIEL
山口市道場門前1-3-5オメガビル2F/TEL:090-1352-4916

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ボードゲーム十大ニュース2022

大晦日に恒例の今年の主なニュースをまとめ。当サイトの記事のアクセス数を参考にして、今年を特徴づけるものという観点で管理人の独断でランキングした。昨年の十大ニュースはこちら

  1. 『スカウト』SdJノミネート、日本作品に高い評価
    5月、ドイツ年間ゲーム大賞(SdJ)のノミネートが発表され、梶野桂氏/オインクゲームズの『スカウト』がノミネートされた。日本人作品が同賞にノミネートされたのは『将軍』『街コロ』以来7年ぶり3回目で、日本の出版社がノミネートされるのは初。『スカウト』はその後、アラカルト・カードゲーム賞で1位に選ばれている。
    他にも佐藤敏樹氏の『ハッピーシティ(ハピエストタウン)』がアメリカ・テーブルトップ賞、齋藤隆氏/オインクゲームズの『ヘイヨー』がドイツ・イノシュピール賞受賞、横内宗幸氏の『キャットインザボックス』が初のドイツエッセン・スカウトアクション1位はいずれも初。
    ドイツ年間ゲーム大賞2022ノミネート
    アメリカ卓上ゲーム賞2022に『ハッピーシティ』ほか
    イノシュピール2022に『ヘイヨー』、初の日本人受賞
    シュピール’22:スカウトアクション
  2. 全国でボードゲームイベント復活
    今年の年明けはコロナ禍が収まらず、2月開催予定だったゲームマーケット大阪が開催自粛になったが、4月以降には盛んにイベントが開催された。春と秋のゲームマーケットだけでなく、札幌、山形、新潟、千葉、東京、静岡、名古屋、大阪、香川、福岡と全国的にさまざまなボードゲームイベントが開催され、コロナ禍でなかなか集まれなかった愛好者が再会を喜んだ。
    ゲームマーケット2022大阪が開催中止
    新潟ボードゲームまつり2022レポート
    第1回ボードゲーム大祭2022静岡御殿場レポート
    ボードゲームイベント開催状況2022
  3. クラウドファンディング1000万超連発
    クラウドファンディングを通してボードゲームを製品化するプロジェクトが一般的になり、日本発だけでも1年で数百タイトルが発表された。ゲームマーケットで毎回500タイトル以上の新作が発表される中、確実に販売数がわかる上に、PRにもなるというメリットが人気を呼んだ。中には英語版を用意するなどして海外からの出資も募り、1000万円以上を集めるプロジェクトが7つも現れている。
    ボードゲームCF支援総額ランキング、7タイトルが1000万円超え
  4. 小学館、カドカワ、集英社がボードゲーム新シリーズ
    書籍出版社が次々とボードゲーム参入。小学館が4月から「小学館グッドゲームズ」として『名探偵コナン 犯人の犯沢さんの4コマンガ』など5タイトルをリリース。カドカワはアナログゲームブランド「カドアナ」を立ち上げ10月のゲームマーケットに出展。集英社は12月に「マンガボドゲ」として『ONE PIECE』と『BLEACH』を原作とする2作品を発売した。IP(知的財産)を使ったボードゲームの展開が今後も盛んになりそうだ。
    小学館グッドゲームズシリーズ『4コマンガ』『注文の多すぎるゲーム バーガー』4月22日発売
    集英社から「マンガボドゲ」シリーズ、第1弾はワンピースとブリーチ
  5. 物流混乱と円安でボードゲーム価格上昇
    2月に始まったロシアのウクライナ侵攻、3月からの上海ロックダウンにより物流混乱により物価が上昇し、さらに秋からの急激な円安により、ボードゲームの価格が軒並み上昇。大箱のボードゲームは10000円を超えることも珍しくなくなり、これまでと同じ予算でも買えるゲームが少なくなり、厳選して買わざるを得ない状況になっている。
    ボードゲーム消費金額2022、平均は31万2千円
  6. ランドルフ生誕100周年
    ゲームデザイナーの世界的な一人者、A.ランドルフ(1922-2004)が生誕100周年を迎え、日本のファンが独自にお祝いするサイトをオープン。春のゲームマーケットでは特設ブースが作られ、珍しい作品が展示されたほか、Tシャツやトートバッグが販売された。また氏の作品である『こぶたのおんぶレース』と『ハイパーロボット』の日本語版が発売された。
    ランドルフ生誕100周年を祝うサイトがオープン
    ゲームマーケット2022春:ランドルフ生誕100周年記念ブース
  7. CMONジャパン設立
    世界の人気ボードゲームを扱うシンガポールのボードゲーム出版社CMON(シーモン)の日本支社が8月に設立。日本の輸入代理店を経由せずに小ロットでも販売する体制が作られた。海外ボードゲーム出版社の日本支社ができるのは初。
    CMONジャパンのこと
  8. ボードゲームホテル、大阪にオープン
    大阪・難波に6月、エンタメホテル『MIMARU大阪 難波STATION』がオープン。1室定員が4~6名となっており、隠し部屋を探す謎解きや、客室内での金貨探しなど、宿泊者限定のオリジナルゲームを8タイトル用意。人狼やマーダーミステリーも遊べる間取りの部屋も用意されており、フリーライターのヨッピー氏が利用するなど話題となった。
    ボードゲームホテル「MIMARU大阪 難波STATION」6月2日オープン
    ボードゲームホテル「MIMARU大阪 難波STATION」レポート
  9. クニツィア作品BGG100位内から消滅
    世界のボードゲーム愛好者が集うデータベースサイト「ボードゲームギーク」で3月、R.クニツィアの作品が上位100タイトルから消滅した。最盛期は17~18タイトルあったが、ボードゲーム愛好者の成熟やインタラクションを好まない新規ゲーマーの増加により、世界的なトレンドが移り変わったものと見られる。ただし国内では『ギャラクシーねこのばし』『TATARI』『コード破り』『ヘックメック』『ツタンカーメン』『ボツワナ』など、氏の作品が数多く発売され楽しまれている。
    クニツィア作品がBGG上位100タイトルから消滅
  10. ラヴィット!で「宮下草薙のゲーム同好会」
    TBS系列の情報バラエティ番組「ラヴィット!」にて、2月から新コーナー「宮下草薙のゲーム同好会」がスタート。ボードゲームに詳しい宮下兼史鷹氏が毎回ボードゲームを紹介し、お笑い芸人とアイドルが遊ぶもので、12月までに8回、19タイトルが紹介された。
    ラヴィット!に新コーナー「宮下草薙のゲーム同好会」