『小説版 ito』4月27日発売
カードゲーム『ito』の世界観をベースにしたキッズ向けハラハラドキドキの脱獄小説。クモの盗賊団ハオユウ、マニー、ミヤ、エリオット、ニック、アレキサンダーの6人は鋼鉄の牢獄でそれぞれ独房に閉じ込められている。ゲームの世界観さながらの駆け引きで、主人公たち怪盗団は、難攻不落の監獄を脱出できるか。
作者は映画版『るろうに剣心』のノベライズなどを執筆している田中創氏。章中にはコミックのページも挿まれ、イメージを膨らませて読み進めることができる。
トリックテイキング&陣取り『ブライアン・ボル』日本語版、4月21日発売
11世紀のアイルランド統一を目指して8つの地域を取り合うトリックテイキングとエリアマジョリティのボードゲームで、オリジナルはオスプレイゲームズ(イギリス)から2021年に発売された。小説『ボライアン・ボルとクロンタルフの戦い』に基づいており、イラストはコミック版のイラストレーターが手掛けている。
今回争う街を決めたら、メイフォローのトリックテイキングを行い、街の色のスートで一番強かったプレイヤーはその街を獲得する。それ以外のプレイヤーは、カードに指示されたアクションを行い、結婚・戦闘・教会でボーナスやアドバンテージを獲得できる。規定ラウンドでエリアごとに街を最も多く取ったプレイヤーが得点し、合計点で勝敗を決める。
手札は同時ピックアップドラフトで選ぶ。どの街を取るか、勝てなさそうなときにどの路線で逆転を狙うか、時間たっぷり遊びごたえがある作品だ。
ブライアン・ボル~アイルランドの上王~(Brian Boru: High King of Ireland)
メイフォローのトリックテイキングで勝てば街を獲得、負ければ収入その他のパラメータを上げられる。エリアマジョリティを取るべく、リードプレイヤーがどの街を選ぶかが重要だが、パラメータ上げによる逆転もできる pic.twitter.com/LqzsWzdzab— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) August 13, 2023