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世界の昆虫コレクション『インセクタ』日本語版、5月26日発売

グループSNE/cosaicは5月26日、『インセクタ―昆虫学に魅せられた女性たち(Insecta: The Ladies of Entomology)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:E.カスターニョ&F.レナリアス、イラスト:A.サレス、2~4人用、10歳以上、45分、4750円(税込)。

『Qシャーロック』や『ソーシャルトレイン』のGDMゲームズから2022年に発売された作品。17~19世紀、昆虫に魅せられた女性研究者たちの活躍により、「昆虫学」はひとつの学術分野として認められるようになった。プレイヤーは研究者の1人となって世界中を巡り、珍しい昆虫を集めて勝利を目指す。

世界中から昆虫タイルを集め、注文通りのパターンにするパターンビルド。「研究機関からの注文」と「季節」を見ながら自分の行動を決定し、昆虫タイルを獲得して自分の場に配置する。注文を達成するにはどのようにタイルが必要かを考えるのは、パズルの楽しさがある。研究者の独自の能力もあり、有効に活用して成果につなげよう。

翻訳にあたって生物研究者の川上洋一氏(『絶滅危惧の昆虫事典』)が監修し、本邦初和名の昆虫も登場。見たこともない世界の昆虫のコレクションもゲームの魅力だ。

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クジラはどこに?『クジラオルカ』5月26日発売

オインクゲームズは5月26日、『クジラオルカ』を発売する。ゲームデザイン:佐々木隼&B.フェデュッティ、2~5人用、9歳以上、30分、2420円(税込)。ゲームマーケット2023春で先行発売される。

オインクゲームズの春新作は、『あやつり人形』のフェデュッティとオインクゲームズの佐々木氏がデザインした。ツアー会社のひとつとなって、クジラやオルカが出没するエリアを推理し、船を出して観光客を喜ばせる。

クジラは魚の多い場所に、逆にオルカは魚の少ない場所に出没する。周囲の魚群カードから出没エリアを推理するが、他の会社が船を出す場所もヒントになる。2ラウンド目からは、クジラを見るとボーナスがもらえたり、クジラもオルカも見たくないという釣り人のお客さんが登場したりして、得点条件が変わり、考える要素が増える。

慎重に見極めていては他のプレイヤーに先を越されてしまうし、時にはイチかバチかで船を出す度胸も求められる。個性豊かな観光客たちを挿して乗せる木製の船、ひし形のカードで作られた海など、100点以上のコンポーネントもゲームを盛り上げる。

内容物:ひし形カード27枚、船コマ15個、調査ボートコマ25個、クジラ・オルカコマ各1個、チップ類65枚、遊び方説明書 2種(日・英)