リンゴの連鎖パズル『アップルジャック』日本語版、8月24日発売
アークライトゲームズは8月24日、『アップルジャック(Applejack)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:U.ローゼンベルク、イラスト:L.ジークモン、1~4人用、8歳以上、30分、6380円(税込)。
『ノヴァルナ(2019)』『サガニ(2020)』『フレームワーク(2022)』に続くローゼンベルク+ジークモンのタイル配置パズルゲーム最新作。ザ・ゲームビルダーズ(ドイツ)から昨秋発売された。果樹園ボードにヘックスタイルを並べて、7種類のリンゴをできるだけ多くつなげ、ハチミツをたくさん集めるることを目指す。
手番には場から1枚を選び、数字分のハチミツを支払ってプレイヤーボードに配置する。ボードの縁や他のタイルとカゴが隣接するとハチミツがもらえ、またゲーム中に何回か指定された種類のリンゴやリンゴの花によってハチミツが手に入る。ハチミツは次に取るタイルのコストにしつつ、次第に貯めていって終了時に最も多いプレイヤーが勝つ。
最終決算ではリンゴの全種類ボーナスがもあるため、できるだけ全種類を集めたいところだが、それと同時に1種類のリンゴをできるだけ長くつなげなければならない。タイルによって描かれているリンゴの種類も数も異なり、欲しかったタイルが他のプレイヤーに取られる可能性もあるところで、計画的に「広く浅く」と「狭く深く」を両立する挑戦が求められる。
ダイスはラウンドマーカーで、運の要素はめくり運だけ。1人ゲーム用のルールやボードも付属し、ハイスコアアタックも楽しめる。
内容物:ルール説明書 1冊、リンゴの樹タイル 100枚、リンゴマーカー 7個、ハチミツトークン 148個、果樹園ボード 4枚、収穫ボード 2枚、アップルジャックダイス 1個、スコアシート 1冊
「検証機」で3桁のコードを推理『チューリングマシン』日本語版、8月11日発売
非電源マシンの「検証機」に上手に質問して、秘密の3桁コードを他のプレイヤーよりも先に特定することを目指す推理ゲーム。オリジナルは2022年にスコーピオンマスク社(カナダ)から発売された。昨年のエッセン・シュピールにてスカウトアクションで1位を獲得し(『キャット・イン・ザ・ボックス』『トライブス・オブ・ザ・ウィンド』と同率)、アメリカ・テーブルトップゲーム賞カジュアルゲーム部門受賞、フランス年間ゲーム大賞中級部門ノミネート、ゴールデンギーク賞ソロゲーム部門受賞、同イノベーティブ部門ノミネートなど高く評価されている。
同時プレイでゲームは進行する。各自3桁の数字を作り、「検証機」と呼ばれる特性判定の仕掛けに通すことで、「桁ごとの大小関係」や「同じ値を持つ桁の有無」などの断片情報が得られる。早いラウンドかつ、少ない判定回数で正解にたどり着いたプレイヤーが勝者となる。
数字カードにはたくさんの穴が空いており、3枚重ね合わせて判定カードに重ね合わせると判定されるのが「検証機」の仕組み。初級から上級まで32問に加え、特殊なルールを加えた「エクストリーム」「ナイトメア」モードの設問を15問収録。さらにウェブアプリでは「デイリーチャレンジ」など700万通り以上の設問に挑戦できる。
内容物:マシンタイル 1枚、パンチカードホルダー 1個、パンチカード 45枚、要件カード 48枚、判定カード 95枚、考察シート 50枚、衝立 4枚、ホワイトボードマーカー 1本、日本語説明書 1冊