『ペアペア連想ゲーム(Linq)』日本語版、11月30日発売
オリジナルはエンドレスゲームズ(アメリカ)が2003年に発表した作品。2007年にビーウィッチトシュピーレ(ドイツ)がドイツ語版を発売したことで日本にも広く知られるようになった。今回の日本語版はコスモス社(ドイツ)が2011年に発売したドイツ語第2版に基づく。
各自、お題の言葉が密かに指定される。同じお題をもっている人がもう1人。お題を連想できるヒントを順番に発表していって、自分と同じお題のパートナーを探し出す。ペア同士でお互いに気づけばポイント獲得。ところが、みんなの中にお題をもたない人も混じっており、その人は紛らわしいヒントを出して、誰かのパートナーのふりをする。あまり分かりやすいヒントだと偽者に気づかれてしまうし、かといって分かりにくいとパートナーが気付いてくれない。発想力と想像力を駆使してペアを探そう。気心の知れた友人同士でプレイすれば、飛び出すヒントに思わずくすり。初めて遊ぶ人とでも、いろいろなな発見が楽しめてすぐに仲良くなれるかもしれない。
遊ぶたびに展開が変わり、何度でも楽しめるコミュニケーションゲーム、ついに登場だ。
・アークライトゲームズ:ペアペア連想ゲーム
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『オニリム』日本語版、11月下旬発売
1人または2人で協力してプレイするという異色の作品。「夢を歩くもの(ドリームウォーカー)」であるプレイヤーは、不思議な迷宮に迷い込んでしまった。そして眠りのときが終わりを告げる前に、夢の扉を見つけ出さなくてはならない。もし、見つけることがかなわなかったら―夢の迷宮を永久にさまよい続けることになってしまう。
プレイヤーが競う相手はゲームそのもの。1人の場合でも2人で協力する場合でも、山札が尽きる前にすべての扉カードを集めなければならない。基本ゲームのルールと3つの追加ルールが入っており、経験に応じてルールを変えられるようになっている。
これまでもズィーマンゲームズ(アメリカ)から英語版が発売されていたが、じわりと人気を集めて日本語版の発売に至った。みんなで遊ぶだけがゲームではない。1人でじっくり、デザイナーに挑戦しよう。
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