日本版The One Hundred 2012
ミクシィで5849人(昨年比800人増)が参加する大コミュニティ「ボードゲーム」にて、12月1~15日にかけて毎年恒例の日本版The One Hundredが行われた。発起人と集計はさとーさん(さとーふぁみりあ)。各自がベスト15を発表して集計したもので、今年は112人(昨年比49人減)が参加した。結果は以下の通り(カッコ内は昨年の順位とそこからの上下、新作は★、国産オリジナルは■、日本語版ありは●)。
昨年まで1位だった『カタンの開拓者たち』を退けて初の1位になったのは『プエルトリコ』。新作はカナイ製作所の『ラブレター』が最高の15位。119タイトル中、新作は23タイトル(昨年22タイトル)、日本語版ありは45タイトルにのぼる。昨年から最もジャンプアップしたのはM.シャハトの『王と枢機卿』で75位から29位。すでに絶版になっているゲームが再評価された。
このリストの楽しみ方として、「ゲーマー度」というものがある。リストの全119タイトルから、自分が所有しているゲーム数と、遊んだことのあるゲーム数を足し合わせるものだ(最高238ポイント)。人気のあるゲームを遊んだことがあるかチェックしてみてはいかが。
【日本版The One Hundred 2012】
1:プエルトリコ(04↑)(●)
2:アグリコラ(10↑)●
2:カタンの開拓者たち(01↓)●
4:ドミニオン(02↓)●
5:アクワイア(08↑)
6:世界の七不思議(03↓)●
7:カルカソンヌ(07→)●
8:レース・フォー・ザ・ギャラクシー(14↑)●
8:電力会社(06↓)●
8:髑髏と薔薇(11↑)
11:パンデミック(05↓)●
12:テレストレーション(08↓)●
13:ラミィキューブ(25↑)●
13:ナビゲーター(17↑)
15:ラブレター ★■
15:村の人生 ★
17:K2(30↑)●
17:ヴォーパルス(48↑)■
17:キング・オブ・トーキョー(61↑)●
17:ベガス ★
21:キャメロットを覆う影(30↑)
21:ディクシット(16↓)●
21:バトルライン(25↑)●
21:ブルゴーニュ(42↑)
21:ボーナンザ(52↑)●
21:モダンアート(17↓)●
21:ラー(20↓)
21:ル・アーブル(20↓)●
29:コンテナ(61↑)
29:レジスタンス(20↓)●
29:王と枢機卿(75↑)
29:魔法にかかったみたい(39↓)
33:ウボンゴ3D(61↑)
33:エルグランデ(30↓)
33:キングダムビルダー ★
33:サンクトペテルブルグ(39↑)
33:スモールワールド(36↑)●
33:ハゲタカのえじき(20↓)●
33:チケット・トゥ・ライド(12↓)●
40:TRAINS ★■
40:クク(20↓)●
40:ケイラス(52↑)●
40:スルー・ジ・エイジ(61↑)
40:ディヴィナーレ ★
40:テーベの東(75↑)
40:ブラフ(13↓)
47:1830(圏外↑)
47:12星座ゲーム(圏外↑)
47:エクリプス ★
47:コロレット(36↓)●
47:サンファン(52↑)●
47:ストーンエイジ(52↑)
47:ニムト(14↓)●
47:ビブリオス(44↓)●
47:心臓発作 ★
47:八八(48↑)■
57:ウォルナットグローブ開拓史 ★
57:エセ芸術家ニューヨークへ行く ★■
57:オートモービル(45↓)
57:シャドウハンターズ(61↑)■
57:ハイパーロボット(75↑)
57:バックギャモン(61↑)
57:ハワイ ★
57:ファブフィブ(圏外↑)●
57:フレスコ(86↑)●
57:マジック・ザ・ギャザリング(29↓)●
57:ローゼンケーニッヒ(75↑)
57:惨劇RoopeR ★■
57:数エーカーの雪(100↑)
70:アーカムホラー(75↑)●
70:あやつり人形(17↓)●
70:イノベーション ★●
70:ゴア(圏外↑)
70:スティッヒルン(圏外↑)
70:トラヤヌス ★
70:トワイライト・ストラグル(100↑)
70:ハチエンダ(61↓)
70:ハンザ・テウトニカ(圏外↑)
70:ピクトマニア ★●
70:ファウナ(48↓)
70:ブロックス(52↓)●
70:ペアペア連想ゲーム(圏外↑)●
70:メディチ(61↓)
70:ロビンソン漂流記 ★●
70:交易王(61↓)
70:蒸気の時代(61↓)●
70:麻雀(30↓)
88:1846(圏外↑)
88:アップタウン(100↑)
88:いかさまゴキブリ ★
88:イスファハン(100↑)
88:インジーニアス(52↓)●
88:インドネシア(圏外↑)
88:ウボンゴ(86↓)
88:お邪魔者(44↓)●
88:キーフラワー ★
88:ギャラクシートラッカー(圏外↑)
88:キャントストップ(圏外↑)
88:グレンモア(86↓)
88:ゲシェンク(36↓)●
88:ごいた(75↓)■
88:コントラクトブリッジ(100↑)
88:サンタクルーズ ★
88:ジャイプル(75↓)
88:チグリス・ユーフラテス(圏外↑)
88:ヒストリー・オブ・ザ・ワールド(100↑)
88:ブラス(52↓)
88:フラッシュ(圏外↑)
88:フラッシュポイント ★●
88:ホームステッダーズ(圏外↑)
88:ボトルインプ(100↑)
88:メンバーズオンリー(86↓)
88:ロストシティ(圏外↑)
88:ワードバスケット(30↓)■
88:街コロ ★■
88:祈り働け ★●
88:七王国の玉座(圏外↑)
88:汝は人狼なりや(75↓)●
88:忍者刀 ★
ゲームマーケット2012秋新作評価アンケート結果、1位は『王宮の歩き方』
4200名が参加した先月のゲームマーケット2012秋。国産ボードゲームの新作発表数も過去最多の134タイトルを数えることになりました。その中でどの作品が面白かったか、当サイト恒例の新作評価アンケートを約1ヶ月間にわたって実施しました。
各ゲームの5段階評価を、とても面白い=5〜全く面白くない=1として数値化し、平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。右の数字は評価数を表しています。全投票者(166名)の1割にあたる17票以上を掲載しました。
1位になったのは操られ人形館の『王宮の歩き方』。王室の人物カードと仕事ディスクをうまい組み合わせで得点を競うカードゲームです。2位には『街コロ』で人気を集めたグランディングの『すきもの』。江戸時代に高価な茶器を急いで集める和風ボードゲームです。どちらも売り切れておらず、ショップや直販で購入できるようです。
アンケートに投票頂いた皆様、ご協力ありがとうございました。
【ゲームマーケット2012秋新作評価(評価平均/評価数)】
1.王宮の歩き方(操られ人形館) 4.61/23
2.すきもの(グランディング) 4.38/39
3.ギシンアンキノトウ(カワサキファクトリー) 4.348/46
4.Old World And Code Of Nines(BakaFire Party) 4.346/26
5.Xing(篠原遊戯重工) 4.14/28
6.あやつりキングダム(ワンドロー) 4.08/49
7.成敗(カナイ製作所) 4.00/23
8.ホシリンピック(大気圏内ゲームズ) 3.97/29
9.赤ずきんは眠らない(薫風) 3.93/71(評価数最多)
10.テネシティ(有限浪漫) 3.90/31
11.きのこはかせ(遊星からのフリーキック) 3.89/47
12.男前動物園(民宿IZMD) 3.88/17
13.Dragon’s Stone(Power9 Games) 3.86/51
14.ワンナイト人狼(少人数でできる人狼【ワンナイト人狼】) 3.78/49
15.デカスロン(OKAZU brand) 3.73/44
16.Gear’s Knights(高天原) 3.72/24
17.傾国-KEIKOKU-(ハッピーゲームズ) 3.71/17
18.黒猫ローラと魔法の森(ワンドロー) 3.63/41
19.互いを男の娘メイドに調教しあうゲーム!(07th Expansion) 3.59/17
20.タイムカプセル(倦怠期) 3.53/17
年齢:30代55%、20代37%、40代5%、そのほか3%
性別:男性90%、女性10%
居住地:関東64%、都内19%、東海・近畿12%、そのほか5%
ゲームマーケット参加経験:3回目以上61%、2回目17%、初めて16%、0回6%
→過去のゲームマーケット新作評価アンケート結果…2005/2006/2007/2008/2009/2010/2011春/2011秋/2012春