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宮城亘理にプレイスペース「あそビバ」8月12日オープン

宮城・亘理に8月12日、プレイスペース「AsoViva(あそビバ)」がオープンした。JR常磐線逢隈(おおくま)駅徒歩15分、10:00~16:00、土日のみ営業(不定休)。

地元もまちづくりグループが国道沿いの旧会社事務所を活用して運営している「チャレンジショップ181」での週末営業。オープンゲーム会を開催していた高橋和成氏が誘いを受けてオープンすることになった。ここでボードゲームを楽しんで、日常生活にゆとりを生み出すことを店名にこめた。

プレイスペースは小上がりとなっているため、靴を脱いでくつろげるところが特徴。グループ利用もできるが、相席も勧める。初心者にはスタッフがおすすめやルール説明を行う。「まだまだ伸びしろが多い場所なので、お客さんと一緒にお店を育てて行けたら」と高橋店主。

子ども向けのものから大人も楽しめるもの含め200種ほどのボードゲームが20席で遊べる。料金は最初の1時間400円+1時間300円(1日最大1300円)。子ども料金・学割あり。ペットボトル・お菓子・軽食は持ち込み自由。

今後は利用者の要望に応じて、マーダーミステリーやTRPG、重めのゲーム会などを予定している。

ボドゲスペースAsoViva(あそビバ)
宮城県亘理町逢隈田沢字早川66-1

asoviva

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火事と喧嘩は江戸の華『IKI:江戸職人物語』日本語版、9月22日発売

グループSNEは9月22日、『IKI:江戸職人物語(IKI)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:山田空太、イラスト:D.シットボン、2~4人用、14歳以上、60~90分、8250円(税込)。

江戸の街を舞台に職人や商人を雇って長屋に住まわせ、得点である「いきてん」を稼ぎ、最も“粋な”江戸っ子となることを目指すゲーム。『枯山水』の山田空太氏(imagine Games)がゲームマーケット2014春に発表した『江戸職人物語』がオリジナルで、翌年にキックスターターで『IKI』というタイトルで英語版が製作された。その6年後、2021年にフランス語版が発売されてフランス年間ゲーム大賞エキスパート部門にノミネート。さらに2022年にドイツ語版が発売されてドイツ年間エキスパートゲーム賞にノミネートという、じわじわ評価を高めてきた作品。フランス語版と同じアートワークで、日本に逆輸入されることになった。

ゲームは1月から翌年の1月までの13ラウンドでプレイされ、3ヶ月毎に季節が変わる。各ラウンドは、まずこのラウンドでの親方の移動数と手番順を「生き様トラック」で決めた後、手番順に場にある職人を雇ってボード上のお店に配置し、親方を移動して移動先のお店にいる職人のアクションを行う。自分の職人が他のプレイヤーに利用してもらうと経験が上がり収入や得点をもたらすが、5月と8月と11月には必ず火事が起こり、火消し力が弱いと職人を失ってしまう。

13ラウンドの後、ゲーム中の得点、職人の種類、建物、その他リソースによる得点を合計して勝敗を決める。

ゲームに登場する職人は60種類もあり、能力もさまざまで「ゆで玉子売り」「白玉売り」など変わったものもあり、写実的なイラストで大江戸日本橋を賑わせる。ドイツ年間ゲーム大賞審査員からは「このジャンルでは珍しいインタラクティブなゲーム」「エレガントに連動するメカニクスは、その名を冠した美的理想によく合っている」と評価された作品、いよいよ日本への再上陸だ。