めくって置いて『ザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ』日本語版、9月22日発売
ある国で女王の命により探検家でもある商人たちがギルドを率いて世界を探索するゲーム。オリジナルはAEG(アメリカ)から2022年に発売された。アメリカテーブルトップ賞ストラテジーゲーム推薦リスト、ゴールデンギーク賞中量級部門ノミネート。
各自地図が描かれたプレイヤーボードをもち、フリップ&ライトゲームの要領で山札をめくって出た地形パターンに探検家キューブを置く。探検家キューブはスタート地点からつないで配置し、点在する収入ポイントを目指す。
エリアを埋めると村を置くことができる。山札がなくなって次のラウンドになったら探検家キューブは全て取り除かれるので、要所要所に村を作れるかが勝敗を左右する。
山札から「調査」が出ると、全員調査カードを引いて、自分だけのパターンでキューブを配置できる。これを使って他のプレイヤーに差をつけたい。4ラウンドでゲーム終了となり、目標カードの達成ボーナスを加えた合計収入で勝敗を決める。マップは4種類あり、目標カードもマップごとに異なるため、リプレイ性も高い。
ケンビル:ザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ日本語版
ザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ(The Guild of Merchant Explorers)
KedJノミネート。めくったカードの地形にコマを置き、中心から周辺に向けて探検していく。ラウンドごとにコマが除去されるのでその前に拠点を作りたい。共通目標の早取り以外はソロゲーム pic.twitter.com/P5JTyHvaHF— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) July 2, 2024
東京世田谷にボードゲームカフェ「リントポルク」9月1日オープン
店主のしゃこちゃんさんが、コロナ禍で積みゲームが増え、お客様が友人たちとリアルで遊ぶきっかけづくりをしようとオープンした。店名は「鳥の小道」という意味のフィンランド語で、リラックスして楽しく過ごせる空間を目指す。
元ワインバーの店舗を再利用した内装と、ファミリー向けを意識したラインナップが特徴。1人用ボードゲームを取り揃える一方、相席も促す。
18席で400種類以上のボードゲームが遊べる。料金は2時間800円(1日最大2500円)、土日休2時間950円(1日最大4000円)、ワンドリンク制。子ども割、学割あり。飲食はサービスドリンク200円からで、アルコール、お菓子、軽食まで扱う。物販はオリジナルグッズなどを予定している。
「大人の男の趣味」というイメージが強い戦略ボードゲームを、女性や子どもたちから、幅広い世代に訴求できるお手伝いをできればと店主。今後はスタッフオススメのボードゲームをテーマにしたイベントデー、ボードゲームのフリーマーケット、お客様持ち込み企画なども開催したいという。