JELLY JELLY CAFE渋谷店で体験型演劇「コアクト」4月開催
ひょんなことからボードゲームカフェに遊びにきた、一癖も二癖もある人たちが、ボードゲームを中心に繰り広げる会話劇コメディ。ステージと客席の境界がなく、観客も「ボードゲームを楽しんでいるお客さん役」として演劇に参加する。公演時間は約60分で、公演前と公演後にそれぞれ約30分間、ボードゲームで遊ぶことができる。
イマーシブシアター(没入型演劇)をボードゲームカフェで上演する試みで、白坂翔氏が企画した。脚本・演出は中澤功氏(サモアリナンズ/江古田ぐるぐる)と足立信彦氏。キャストは佐藤貴史、信原久美子、熊谷嶺、坂本実紅、品川ともみ、足立信彦、中澤功の各氏(交代出演)。
3月には公開稽古、4月6日にはプレビュー公演も行われる。詳しい日程は下記サイトへ。
キャメルート(Kameloot)
陣営を変えておいしいところをゲット
他プレイヤーと共同で魔法のアイテムを集め、得点していくフランスのカードゲーム。2陣営を渡り歩いておいしいところを持っていこう。
はじめ各自、シロフクロウかクロネコのどちらかの居酒屋(陣営)を同時に選ぶ。ゲーム中この陣営はどんどん変わっていくので、最初はどちらでもよい。手番には、4枚の手札から同じ種類の魔法のアイテムを出すか、1枚を捨て札にしてアイテム効果を発動させる。同じ陣営内で、魔法のアイテムが数字の枚数出されるとコレクション完成となり、報酬がその陣営内で分配される。
分配は手番プレイヤーから1枚ずつ。陣営が少ないとコレクションを完成させるのは大変だが報酬は大きく、陣営が多いと報酬は少ない。そのため相手陣営がもう少しでコレクション完成というところで陣営を変わり、分け前にありつきたいところだ。
陣営を変えるのはアイテム効果で、ポーションで他プレイヤーを、魔法の服で自分を変えることができる。アイテム効果を使った手番にはコレクションできないので、陣営が変わった次の瞬間に元の陣営がコレクションを完成して裏目に出ることも。
他にもアイテム効果として、山札から2枚引いたり、指定のアイテムを回収したり、コレクションを交換したりするものがあり、予想できない展開を生み出す。山札切れでゲーム終了となり、(陣営ではなく)個人で報酬の最も多いプレイヤーが勝者となる。
陣営があることで連帯感が生まれ、「助太刀いたします」「うちに来ませんか?」「裏切り者~!」など会話が盛り上がるカードゲームだ。
Kameloot
ゲームデザイン:セドリックNH&G.グラール&M.ルーセル&F.ブール
イラスト:インジーニアス・スタジオ
ブルーオレンジゲームズ(2021年)
3~6人用/8歳以上/20~25分
ゲームストア・バネスト:キャメルート