ひねったヒントで絵を当てる『ミューズ』日本語版6月24日発売
クイック・シンプル・ファンゲームズから2017年に発売された作品。その名の通り、わずか2ページのルールで遊べるシンプルなチーム戦パーティーゲームだ。タイトルは芸術の女神のこと。プレイヤーは順番にミューズとなってヒントを出し、指定された絵をチームメイトに当ててもらう。
2~3チームになってスタート。ミューズ役のプレイヤーは、6枚のイラストカードから指定された1枚を、2枚のインスピレーションカードから指定された1枚でヒントを出す。インスピレーションカードは「TV番組を1個」「ボードゲームのタイトルを1個」「効果音で」など。
チーム内のほかのプレイヤーは、ヒントをもとに6枚の中から1枚を選ぶ。正解だったらそのカードを獲得し、先に5枚集めたチームが勝つ。
『ディクシット』系のコミュニケーションゲームだが、インスピレーションカードの縛りによってよりチャレンジングで笑いが巻き起こる作品となっている。あなたの想いは果たして、チームメイトに届くか?
ケンビル:ミューズ日本語版
ドイツ年間キッズゲーム大賞2019に『バイキングの谷』
フランス人の夫婦デザイナーがデザインしたアクションゲーム。バイキングたちがボールを転がしてボウリングの要領で樽コマを倒し、お宝を集める。
手番にはボールを四隅に置いてバイキングの足で押して転がす。中央に置いてある樽を倒し、甲板にいるその色のバイキングを進める。止まったマスによってコインを受け取ったり、ほかの色のバイキングからコインを奪ったりするが、進みすぎて水に落ちたバイキングは何ももらえない。コインが全て分配し終わったらゲーム終了で、コインを最も多く集めたバイキングが勝つ。2~4人用、6歳以上、15~20分。
審査委員会は「指先の器用さでプレイできるエキサイティングな宝集めゲームで、甲板での位置取り戦術は考えどころがあり、経験を積みながら長く楽しめること請け合い」とコメントしている。ハバ社がドイツ年間キッズゲーム大賞で大賞を受賞するのは2年連続5回目。
本賞とエキスパートゲーム賞の発表と授賞式は7月22日、ベルリンで行われる。
・Spiel des Jahres:Tal der Wikinger ist das Kinderspiel des Jahres 2019
— Spiel des Jahres (@SpieldesJahres) 2019年6月24日