最後に決まるグーチョキパー『じゃんけんノーボーダー』5月上旬発売
ゲームマーケット2017春にぽんこつファームからワンコインゲームとして頒布された同人作品をリメイク。2人用が2セット入り、ルールを加えて3人でも4人でもプレイできるようになった。
7枚の手札のうち1枚ずつ出して「じゃんけん」を5回行うが、カードの指は曖昧な出し方をしており、グーチョキパーのいずれの手なのかは確定しない。残った2枚によってグーとチョキ、チョキとパーの境界が決まり、それまでに出していたカードの手が確定し、5回戦の勝敗が決まる。
親しみやすいじゃんけんの中に、どのカードをを残すか戦況を見ながら決めていく論理性が秘められた作品。絶妙な開き具合のさまざまな手のかたちも楽しい。
内容物:じゃんけんカード 16枚×2セット、境界タイル 3枚×4セット、ルール早見表 2枚、説明書 1枚
7つの感情領域で陣取り『アミグダラ』日本語版、4月13日発売
ドイツ年間ゲーム大賞受賞コンビによるタイル配置ゲームで、ゲームブルワー社(ベルギー)から2023年に発売された。タイトルは感情を処理する脳の扁桃体から付けられており、感情タイルを7つのエリアに配置してネットワークを構築し、マジョリティを競う。
手番にはお金を払って資源を購入するか、対応する資源を支払ってプレイヤーボードから7種類の感情タイルを解放し、中央ボードに配置する。中央ボードも7つの感情エリアがあり、選んだエリアにマッチしている感情タイルから即時勝利点がもらえる。
誰かのプレイヤーボードから感情タイルが一定数以下になったらゲームは終了に向かい、各感情エリアに配置された感情タイルでエリアマジョリティによる得点を分配し、勝敗を決める。
お金を含む全ての資源はプレイヤーボード上の保管スペースに置くが、10スペースしかないため、リソースマネージメント能力が問われる。また資源の獲得や配置に必要なお金も限られており、場合によっては勝利点を売らなければならないことも。
このような資源とお金の制限の中で即時得点を取りつつ、終了時のエリア得点を取れるように計画的に進めよう。
内容物:アミグダラゲームボード 1枚、プレイヤーボード 4枚、資源タイル 72枚、通行料タイル 1枚、コイン 33枚(1×16, 5×5, 10×12)、アイディアタイル 18枚、ワイルドタイル 12枚、「幸せ」タイル 18枚、夢タイル 24枚、感情タイル 84枚、参入タイル 28枚、気分マーカー 4個、思考の雲 4個、勝利点マーカー 4個、スタートプレイヤーマーカー 1枚、勝利点タイル 7枚、ルールブック 1冊