Posted in 日本語版リリース

ワーカーを投入して発明競争『レオナルド・ダ・ヴィンチ レスター手稿』日本語版、12月上旬発売

数寄ゲームズは12月上旬、『レオナルド・ダ・ヴィンチ レスター手稿(Leonardo da Vinci’s Codex Leicester)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:F.ブラシーニ&V.ギグリ&S.ルペルト&A.ティント&C.ベック、イラスト:S.リー、1~5人用、14歳以上、プレイ人数×30分、12650円(税込)。ゲームマーケット2024秋にて先行販売される。

イタリアのデザイナー集団「アッキトッカ」がダヴィンチ出版(イタリア)から2006年に発表した『レオナルド・ダ・ヴィンチ』のリメイク作品で、ダイスツリーゲームズ(韓国)から昨年発売された。巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子として、最も独創的な発明家となることを目指すワーカープレイスメントゲーム。コンポーネントが豪華になっただけでなく、多くの点で現代的に改訂されている。

手番には「スタートプレイヤーの獲得」「研究施設の改良」「ワーカーの増加」などのアクションスペースにワーカーを置いてアクションを行うが、同じスペースに複数のワーカーを置くことができ、多く置いたプレイヤーから先に安くアクションができるというエリアマジョリティにもなっている。さらに「師匠」と「見習い」というタイプの違うワーカーがおり、逆転しやすくなっている。

資源が集まったら発明を予約し、必要なワーカーを工房に投入することで発明が完成するとお金、特殊効果、ボーナスアイコンをもたらす。同じ発明を複数のプレイヤーが予約すると、先に完成したほうが多くのアドバンテージをもらえる競争になる。ワーカーが足りない分は「自動人形」で補うこともできる。7ラウンドの後、最も多くの財産を蓄えたプレイヤーの勝利。

UVプリントの資材コマ、クレイチップのコイン、ダブルレイヤーのプレイヤーボード、きっちり収納できる専用トレイなど、コンポーネントにもこだわった作品。『レオナルド・ダ・ヴィンチ』からのルール変更点として、ゲーム開始時の資源配分、2~3人用ルール、発明カードの変更と追加、評議会のオプション追加、個人目標の追加などがある。

Posted in 国産新作ゲーム

脱落せずにゴーアウト『ハリコッツ』新版、12月上旬発売

ForGamesは12月上旬、『ハリコッツ新版』を発売する。ゲームデザイン:ゲームデザイン:矢沢賢太郎、アートワーク:井上磨、3~5人用、8歳以上、10分、1980円(税込)。ゲームマーケット2024秋にて先行販売される。

ゲームマーケット2024春にHOY GAMESから発表されたゴーアウト系カードゲームの商業版。手札を先になくせば勝ちだが、途中脱落があり、最後まで残れば手札が残っていても勝利できる。

手番には前のカードより大きい数字を出すか、各プレイヤーが最初から持っている山札から1枚補充する。同じ数字は足し算して出せるので、山札から補充して数字を揃えたいところだが、山札は4枚しかなく、0枚になってカードを出せないと脱落してしまう。

新版ではカード枚数が増えて5人まで遊べるようになったほか、脱落ではなく失点になる上級ルールで運要素を抑えて遊ぶこともできる。

内容物:カード 70枚、スタートマーカー 1枚、勝利チップ 6枚、失点チップ 40枚