9枚のカードで妖精集め『ピクシーズ』日本語版、7月下旬発売
移り変わる季節の中で、花から顔を出したり、木のくぼみに隠れたりする妖精たちに出会うカード配置ゲーム。ボンビクス(フランス)が高評価を得た『シーソルト&ペーパー』に続く小箱シリーズで今春リリースした。デザイナーは『ファラウェイ』のグピー。
手番には、プレイヤー人数分のカードが並んだ場から1枚ドラフトして自分の前に配置する。自分の前では1~9の数字に対応して3×3枚の並びで配置し、すでにカードがある場合は、いずれを選んで残りを裏にして下に敷く。さらに同じ数字のカードを取ったら、空いているスペースに裏にして置く。
こうして誰かが9つのスペースを埋めたらラウンド終了となり、カード額面の得点、アイコンの得点と失点、同じ色でつながっているエリアの得点を合計し、3ラウンド行なって合計得点を競う。ドラフトでは自分の得点を伸ばすだけでなく、他プレイヤーの狙いを考えて選ぼう。
内容物 カード70枚、ルールシート
協力ミステリーゲーム第7弾『死神たちの鎮魂歌』7月31日発売
『真紅のアンティーク』『グランドホテルでデュエットを』『殺人ランドへご招待』『死に過ぎた男』『顔のないアリス』『夕闇に笑う少女』に続く卓上探偵団シリーズ第7弾。プレイヤーは全員で1つのチーム(探偵団)となり、マップを探索し、登場人物に聞き込みをして謎多き事件の真相を探る。マーダーミステリーとは違ってプレイヤーの中に犯人はおらず、プレイヤー同士で争う要素もない。推理と謎解きに特化した協力ゲームで、探偵映画のような2時間を過ごすことができる。
今回の舞台はある富豪の屋敷。集められたのはその人物の周囲で死が連続する「死神」と呼ばれる5人で、自身も死神の異名を持つ富豪が、死神体質の実在を検証しようとしたのである。しかし検証当日、富豪の遺体が発見された。しかも状況は密室だった。
今回のデザインはミステリー作家の円居挽氏で、難易度は入門向けとなっている。