花を植えて酸素生成『プランタ・ヌーボー』日本語版、8月8日発売
ローゼンベルクと『ラ・グランハ』のコンビによる作品で、ザ・ゲームビルダーズ(ドイツ)から昨年秋に発売された。近未来に植物を植え、酸素を生成して、荒廃した世界を復活させる「ソーラーパンク」をテーマにしたポリオミノパズルゲーム。
手番には3×3枚に並んだアクションタイルと、その周囲にある花壇タイルのどこかに道具タイルを置き(ワーカープレイスメント)、アクションを行うか、花壇タイルを取ってプレイヤーボードに配置する。花壇タイルからは花が産出され、指定された色の花を出荷するとグリーンエネルギーが発生してプレイヤーボードにセットした拡張カードが起動する(エンジンビルド)。
花壇タイルを置くには一部バリケードを除去しなければならず、ポリオミノの花壇タイルと1マスの土壌タイルをが隙間なく敷き詰められると、その上に庭園タイルが置けるようになる(二重パズル)。各プレイヤーが3手番を行うとラウンドが終了し、4ラウンドでゲームが終了するので12手番しかない。その手番内にアクション連鎖と追加アクションにより、効率よくプレイヤーボードを開発していく。
ほかにも余った道具タイルで起動する職人、プレイヤーごとに異なる条件で増加する定期収入、ダブルアクションなどを可能にするボット、花から土タイルを作るコンポストなど、要素てんこ盛り。遊びごたえ十分のゲーマーズゲームだ。
内容物:ゲーム盤 1枚、森林タイル 30枚、技能タイル 12枚、アクションタイル 24枚、花壇タイル 36枚、土壌タイル 68枚、プラグインマーカー 48個、スタンバイ/バッテリーマーカー 56個、花コマ 150個、コンテナ 26個、庭園タイル 24枚、拡張カード 90枚、ソロボットタイル 6枚、早見表タイル 2枚、プレイヤーボード 4枚、ダイス 4個、庭園マーカー 4個、道具タイル 16枚、チャージマーカー 4個、酸素マーカー 4個、バリケード 16個、オーバータイムマーカー 4個、道具小屋ボード 4枚、親マーカー 1個、ラウンドマーカー 2個、ボーナスマーカー 4個、50/100ポイントマーカー 4個、ルール説明書 1冊(カードサイズ:44×69mm)
白と黒のトリックテイキング『ミルクロ』7月30日発売
デコクトデザインがゲームマーケット2021春に発表した『白と黒でトリテ』の商業版リメイク。白・黒の両方の異なる数字が書かれたカードでマストフォローのトリックテイキングを行い、両色のトリック数を一致させることを目指す。
少しでもズレると獲得トリック数がそのまま失点になってしまうので、他のプレイヤーの動向を見て調整していく。白と黒の数字は違うが、いずれも足すと45になるので、強いカードと弱いカードを見極めて、どのカードで勝つか(負けるか)を選択していこう。
内容物:カード 48枚、ルールブック 2枚(日・英)