牛6匹でもアウト『ニムト男爵』日本語版、6月26日発売
ロングセラーのカードゲーム『ニムト』の姉妹編最新作としてアミーゴ(ドイツ)から今年発売された。各自が手札から1枚選び、一斉に公開して小さい数字から置いていき、引き取ったカードが失点になる。
カードを置ける列は、牛カードの色が同じ列のみで、『ニムト』のように6枚目だけでなく、同じ色の牛6匹目になっても列を引き取らなければならない。同じ色が複数あれば選択できる。牛は1枚で1~3匹描かれており、6枚になる前に引き取らなければいけないことも。
後から置く人に列を取らせる意地悪な選択も可能で、『ニムト』よりも考えどころのある作品となっている。
ニムト男爵(6 nimmt! Baron Oxx / Kiesling&Kramer / Amigo, 2025)
6枚目だけでなく同じ色の牛6匹目でも引き取り。カードを置ける場所は数字ではなく色しばり。選択肢が増え、他プレイヤーに取らせやすくなり、我慢比べ度が増した pic.twitter.com/vo7YWKpwZQ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 22, 2025
ゲームごとに変わる目的『指輪物語:運命の旅』日本語版、6月下旬発売
ズィーマンゲームズ(アメリカ)から今年発売される作品。冥王サウロンの魔の手をかいくぐり、ホビットのフロドと仲間たちが一つの指輪を破壊することを目指す協力ゲームで、デザイナーはリーコックで、『パンデミック』のゲームシステムを用いている。
各プレイヤーは『指輪物語』に登場するガンダルフやアラゴルンなど13キャラクターから2つを担当し、固有能力を発揮してフロドを守り、重要拠点で敵と戦い、恐るべきナズグールやサウロンの目の捜索を避ける。「バラド=ドゥール」のダイスタワーや、空を飛ぶナズグルのフィギュアなど豪華コンポーネントに加え、24のさまざまな目的と14のイベントによって、ゲームごとに異なった展開が楽しめる。
内容物:ゲームボード1枚、地域カード48枚、イベントカード14枚、「空が暗くなる」カード12枚、目的カード24枚、リファレンスカード10枚、キャラクターカード13枚、冥王軍カード50枚、ナズグール駒9個、キャラクター駒13個、戦闘ダイス3個、捜索ダイス7個、冥王軍部隊駒48個、友軍部隊駒35個、安息地トークン6枚、冥王軍の砦トークン6枚、サウロンの目トークン1枚、脅威度マーカー1枚、ソロトークン1枚、希望マーカー1枚、シンボルトークン36枚、バラド=ドゥールダイスタワー1基
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