プロリグノ(ドイツ)から1992年に発売された『カテナ』をリメイク。アートワークだけでなく、ルール調整も施されている。クニツィアの得意とするオークション(封印入札)&エリアマジョリティ(陣取り)ゲーム。
ボードは4×4マスになっており、各列のマジョリティを争う。毎ラウンド円錐コマが置かれたマスで、各プレイヤーはディスクを1枚選んで一斉に公開し、一番大きい数字を出したプレイヤーがディスクを置き、次のマスを決める。ディスクは「0」以外使い捨てで、大きい数字をどこで出すかがポイントだ。
ハゲタカ方式ではなく、バッティングするとさらにディスクを使って決勝戦を行う。決勝戦で使ったコマも使い捨てなので、消耗戦は避けたいところ。でもここだけは譲れないマスもあって、クニツィアジレンマを存分に味わえるだろう。全てのマスが埋まったらゲーム終了で、各列で最も多くディスクを置いたプレイヤー(同数の場合は数字の合計)が得点(長い列ほど高得点)し、隣接ボーナスを加えて合計点を競う。
内容物:ボード 1枚、ディスク 55枚、円錐コマ 1個、スタンド 4枚