オリジナルは1993年、ラベンスバーガー(ドイツ)から発売された。絶版になって久しく、幻の作品となっていたが、白坂翔氏(JELLY JELLY CAFE)と秋山昂亮氏(YUTRIO)が監修し、数々のアートワークを手掛けている別府さい氏の愉快なイラストで蘇った。
八角形のボードには、盤面に固定されて取れない偽ダイヤと、ただ置いてあって取れる本物のダイヤがある。手番にはダイヤをつまみ、本物のダイヤだったらアクセサリータイルに置いて得点。偽ダイヤだったら手番終了となる。先に規定点に達したプレイヤーの勝利。
アクセサリータイルは本物のダイヤ1個で完成できるものから、2個、3個必要なものがあり、偽ダイヤを掴まない限り連続手番でチャレンジできる。しかし失敗するとダイヤは持ち越しになるため、次のプレイヤーにチャンスが回ってくる。ほかにもダイヤを揃えると他のプレイヤーから奪える横取りタイルが加わり、よりドラマチックな展開が楽しめる。
固定されている偽ダイヤの配置が絶妙で、覚えているつもりでもまた同じ偽ダイヤを掴んでしまう。観察力と記憶力が問われる作品の復刻だ。
内容物:遊び方説明書 1部、ゲームボード 1台、ダイヤモンドベース 42個、ダイヤモンドシール 44個、アクセサリータイル 16枚