一か八かのダック宣言?『ダック』日本語版、10月8日発売

ジーピーは10月8日、カードゲーム『ダック(Duck)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.クレナー、イラスト・C.フィオーレ、3~5人用、8歳以上、15分、1518円(税込)。

『フンタ:カードゲーム』『京都議定書』の作者がデザインし、フッフ社(ドイツ)から昨年発売された作品。手札をできるだけ早くなくして、ビーチで最もクールなアヒルになることを目指すゴーアウト系カードゲームだ。

3色で0~8のアヒルカードから、7枚の手札でスタート。手番にはカードをプレイ&ドローするか、「ダック宣言」ができる。カードを出すときは同じ数字か同じ色の連番ならば何枚でも出して、山札か、両隣のプレイヤーの捨て札から1枚引く。ただしプレイして手札が0枚になったら引くことはなく、ラウンド勝者となる。

「ダック宣言」をしたら、全員が手札を公開して合計値を比べ、自分が単独で一番少なければラウンド勝者になれる。そうでなければ赤の浮き輪カードを取って失点になってしまう。

いずれの場合でもラウンド勝者は緑の浮き輪カードを取って得点(6~10点)し、他のプレイヤーは残り手札の合計値を比べて、最も多い人は0点、それ以外は手札の中の一番数字が大きいカードが得点となる。5ラウンドの合計が最も多いプレイヤーがゲーム勝者となる。

カードが揃わず、思うように捨てられないときは賭けに出よう。手札を出し切って勝利をつかむか、賭けに出て勝利を奪い取るかで、駆け引きが生まれる。手軽に延々と遊び続けられる作品だ。

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