独年間大賞をリメイク!『八十日間世界一周』日本語版、5月下旬発売

ホビージャパンは5月下旬、ドイツ年間ゲーム大賞第1回受賞作品『ウサギとハリネズミ』をテーマを変えてリメイクした『八十日間世界一周(Le Tour du Monde en 80 jours)』日本語版を発売する。デザイン・D.パーレット、イラスト・T.プルーニュ&T.ヴォアシェ、2~6人用、10歳以上、45分、4800円(税別)
1979年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞して以来、ロングセラーとなってきた名作のレースゲームを、イエロ社(フランス)が2016年秋にテーマを変えてリメイクした。今度のテーマである『八十日間世界一周』はフランスの作家ジュール・ヴェルヌの冒険小説で、これまた数多くのボードゲームで取り上げられている。
1872年10月2日、フィリアス・フォッグは、ロンドンの紳士クラブ「リフォーム・クラブ」のメンバーたちの前で、80日で世界を一周する計画を打ち出した。クラブのメンバーたちは彼の計画を信じられず、彼が失敗することに賭けた。忠実な従者パスパルトゥーを伴い、フォッグの世界一周への旅は始まるが、同日に発生したイングランド銀行の5万ポンド強盗事件の容疑が彼らへ向けられ、暗雲が立ち込める。はたして、世界が注目する中、80日間で世界一周する偉業を達成し、自らの潔白を証明することができるだろうか。
このゲームでは、(ニンジンではなく)80ポンドを手にして世界一周へと旅立ち、一番先にロンドンへ戻ってきたプレイヤーが勝者となる。しかし、プレイヤーには王立銀行から現金を強奪した容疑がかけられており、世界が注目する中で潔白を証明するため、(サラダではなく)風聞カードを1枚も持たず、所持している現金も10ポンド以下の状態でロンドンに戻らなければならない。
ダイスを使わず、移動は1マスなら1ポンド、2マスなら3ポンド、3マスなら6ポンド、4マスなら10ポンドと費用が増える。順位が下がるほど補充できる資金が増えるので、どこまで我慢して、どこで出し抜くか、マネージメントと駆け引きが楽しめる作品だ。
内容物:ゲームボード1枚、鞄ボード2枚、帽子コマ6個、旅行日誌シート6枚、パスパルトゥーカード25枚、風聞カード18枚、£(ポンド)カード120枚ほか

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