ウィンドライダー・ゲームズは、ファンタジーフライトのスタッフ4名が独立して立ち上げた。ファンタジーフライトは2014年にアスモデに合併した後、「ユーロ・クラシックス」シリーズを開始。第1弾『チグリス・ユーフラテス』、第2弾『サムライ』と、クニツィアの作品をリメイクしてきた。ウィンドライダー・ゲームズは、この「ユーロ・クラシックス」シリーズのスタッフで立ち上げたものと見られる。『チグリス・ユーフラテス』と『サムライ』は今後、ウィンドライダー・ゲームズのレーベルで取り扱われる。
ファンタジーフライトは『アーカムホラー』シリーズや『アンドロイド』シリーズなどのアメリカゲーム路線で棲み分けしていく模様だ。
アスモデ社は北米市場にファンタジーフライト、デイズオブワンダー、ウィンドライダーという3つのレーベルで展開し、さらに『カタン』と『ドブル』のライセンスも取得して全年齢に向けた強固な体制を築いている。
『ラー』は1999年にアレア(ドイツ)から発売され、『モダンアート』『メディチ』と並んでクニツィアの競りゲーム三部作に数えられる名作。日本ではニューゲームズオーダー社が昨年、オリジナルのデザインで日本語版を発売した。
・WindRider Games