『キャメルアップ』と『イスタンブール』のダブル受賞で波に乗っている出版社です。
S.フェルト作、2-4人用、12歳以上、プレイ人数×25分。
TMG社(アメリカ)がキックスターターで資金を集めた作品を、ハルゲームズと共同出版します。マタゴー社(フランス)、クワインドゲームズ社(オランダ)も各国語版を制作しており、ファンの多いS.フェルト作品に注目の度合いが伺えます。
深海調査の研究設備で、エンジニア、科学者、ロボット、潜水艦を使ってできるだけたくさんのデータを集めます。ゲームボードは研究ステーションと指令本部に分かれており、研究ステーションでは6つのブースで科学者たちが実験を行い、指令本部ではエンジニアたちがロボットの準備をします。アクションはロボットを使って行い、研究所を改良したり、潜水艦を出したり、推奨を集めたり、タコを調査したり、チームの能力を上げたり、知識ポイントを獲得したりします。研究所の規模を大きくすれば仕事がしやすくなりますが、貴重な時間を使います。勝つための道筋がたくさんある戦略的なボードゲームです。
M.リーネック作、2-4人用、10歳以上、60分。エッガートシュピーレとの共同出版。
どんなに強い海賊でも侵略と略奪の日々から引退しなければならないときがやってきます。でもその後になにがあるでしょう。グローグ島の5つの半島で、戦利品を使って義足ショップや看板大工、ブードゥー人形製作所、パブ「グローグ・ホール」などの商売するのです。5色のカラーダイスの目を使い、アクションをビッドします。競り勝つと半島に建物を建てられますが、パスしても報酬があります。グローグのボトルや宝の地図が手に入るだけでなく、商船を訪れてそれらを換金したり、オウムや宝箱と交換したりできます。ビッドとパスをうまく使い分けることが勝利のカギです。
誰かが規定数の建物を建てたらゲーム終了で、各自が秘密の目標カードで得点します。秘密の目標カードには半島のマジョリティ、特定の種類の建物、アイテムなどがあります。
★7人目のこびと(Der 7bte Zwerg)
P.ノイゲバウアー作、2~6人用、8歳以上、25分。
同じタイトルの映画のダイスゲーム版。7つのダイスを大きさ順に並べることを目指します。
T.K.ローセン、K.ストーガルド、S.トムセン作、3~5人用、10歳以上、50分。ニュルンベルクで発表されていましたが、エッセンでの発売になりました。
研修医たちが、採用されるために病院で腕を競います。毎ラウンド、2つのコマを置いてアクションを行います。アクションには薬を集める、新しいスキルを身につける、試験を受ける、患者を治療するなどがありますが、賄賂を送る、ほかのプレイヤーから盗むなど非合法なものもあります。非合法なものは、ほかのプレイヤーから密告されると、ペナルティーを受けてしまいます。
毎ラウンドの最後に、適切な治療をされた患者から医療ポイントが入ります。手当が十分なされなかった患者は病院を離れ、何も得るものはありません。ダークでシニカルなユーモアあふれる、騙しあいと足の引っ張り合いの読みが楽しいカードゲームです。
M.J.E.ヘンドリクス作、1~4人用、8歳以上、60分。
貴族の一族を三世代にわたって繁栄させるカードゲーム『レガシー:公爵の遺言(Legacy: The Testament of Duke de Crecy)』のドイツ語版です。
・ひだりの灰色:レガシー:公爵の遺言