シュピール’13新作情報:2Fシュピーレ

緑髪の鬼才F.フリーゼが自身の作品を発表しているドイツの個人出版社です。
フリードマン・フリーゼの大家はつらいよ(Frieses Wucherer)
F.フリーゼ作、2~6人用、12歳以上、40分。アークライトの日本語版が来春発売される予定です(2625円)。
アパートの大家さんが、アパートを建て、店子を募集し、ガッポリ儲けることを目指すゲーム。しかし建物はいつまでも完成しないわ、壊れるわ、おまけに問題大ありの店子がやってくるわで、思い通りにはいきません。いわくつきの店子には他の物件を紹介して出て行ってもらうか、あらゆる危険な手を使ってでも追い出し、金払いのよい、店子を住まわせましょう。でも、ほかの大家も同じことを画策していることに注意しなければなりません。
フリーゼが22歳のときに初めて制作し、アバクスシュピーレから『斡旋屋(Wucherer)』というタイトルで発売されたカードゲームのリメイクです。当時はタイトルの頭文字が「F」ではありませんでしたが、今回は「フリーゼの(Frieses)」と付けることで「F」にしました。
5本のキュウリ5本のキュウリ(Fünf Gurken)
F.フリーゼ作、2~6人用、8歳以上、25分。
最後のトリックだけ取らないようにするトリックテイキングゲーム。北欧のトランプゲーム『アグルク』を現代風にアレンジしたものです。
自分の番には、数字の大きいカードを出してトリックを取るか、パスして手札の最も小さい数字を捨てなければなりません。最後のトリックまで、数字の小さいカードをキープしておくのは難しくなります。
最後に残ったカードで7回目のトリックを取ってしまった人は、キュウリを受け取ります。1人でもてるキュウリは5本までで、それを超えてしまった人はゲームから脱落します。最後に残ったプレイヤーが勝利します。
となりの餌は美味しそう(Futterneid)
F.フリーゼ作、2~5人用、8歳以上、10分。
フリーゼのフライデープロジェクト(『暗黒の金曜日』『ロビンソン漂流記』)の最後になる作品。ゲーム会の夜、テーブルにはお菓子が並んでいます。各自がひそかに摂取カロリーを決めた後、テーブルのお菓子を取ったり、ほかの人から奪ったりしていきます。最後にカロリーを発表して、目標通りに取ることができた人が勝ちます。お皿が同梱されており、本物のお菓子を入れてほかのゲームのプレイ中にプレイすることもできます。
電力会社:オーストラリア&インド亜大陸(Funkenschlag: Australien & Indischer Subkontinent)
F.フリーゼ作、2~6人用、12歳以上、120分。
毎年恒例、電力会社の拡張マップです。オーストラリアは南東部に都市が密集しているため、全国に電力網を広げるのはコストがかかるようになっています。インドは急速に電力網を広げると停電が起こる上に、資源が限られています。

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