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エッセン2日目

朝起きがけに4人集まってゲームリンクの付録「マーチャント・ギルド」を遊ぶ。今回の旅路は4人なので、いつでもどこでも、気が向いたらゲームができる。しっかりした作りなのに展開が早く、エッセンでどこかのメーカーが出していてもおかしくないほどの見事な出来映えだった。 会期前日で11時からプレス会議。先に行く…

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マーチャント・ギルド(Merchant Guild)

勝利への建物選択 今月に創刊されたばかりのボードゲーム情報誌『ゲームリンク』の付録となった川崎晋氏の新作。付録と侮ってはいけない。打ち抜きのチップとカード、美しいボード、そして作り込まれたゲームシステムは単体で売られていてもおかしくない。 資源を集めて建物を建て、その特殊効果でさらに建物を建てるオー…

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エッセン1日目

今日は何も予定を立てずぶらぶら市内を観光した。これまでエッセンではメッセ会場にこもりきりで、エッセンの街に出る頃にはもう夜。だが去年に世界遺産のツォルフェアライン炭鉱を見て以来、ゲーム以外のドイツの魅力に気づき、今回は1日早めた次第である。 まずは宿の近くの散策から。火曜日に開かれているという朝市を…

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ペンギンすべり(Pinguin-Rutsch)

はじいてすべってドボン ペンギンをはじいて水際ぎりぎりまですべらせるアクションゲーム。ドイツ語で売られているが会社は香港だった。近くの本屋から買ってきたのを早速遊ぶ。 ペンギンは下に金属のボールが入っており、上手にはじけば遠くまですべる。しかしコースはU地型になっていて真っすぐには進めず、壁にぶつけ…

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エッセン0日目

今回のエッセン行きは格安航空券のアシアナ航空、インチョン経由フランクフルト行きとなった。込み込みで往復9万くらい。去年のエールフランスと比べると半額ぐらいである。 成田からインチョンは2時間半、インチョンからフランクフルトは11時間半である。乗り換え時間は1時間だけだから、意外に早かった。ただし、成…

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ゲームリンク創刊号

エッセン国際ゲーム祭もまもなくとなった2009年10月下旬、新しいボードゲーム情報誌『ゲームリンク』(Shoot the Moon)の創刊号が発刊された。私も記事の執筆や海外の連絡などで協力しているので半ば宣伝になるが、この本を買うかどうか迷っている方のためにレビューしたい。 国内のボードゲーム情報…

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重量級ゲーム

近年、ドイツゲーム賞を受賞しているような難易度高め・所要時間長めのゲームを、日本語でネガティブなニュアンスがないようにするには何と呼んだらよいだろうか。 「長時間ゲーム」というと、世の中には5,6時間やそれ以上かかるものもざらにあるから、2,3時間くらいでは短いという人もいる。 また、内容は易しいの…

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ペンションとも

ボードゲームの遊べるペンションの記事を作っていて、全国に4件しかない「ボードゲームのページがあるペンション」のひとつ、ペンションともを知り、家族と1泊してきた。 裏磐梯高原は、山形県南部から意外に近く、エコーラインを通って自宅からわずか2時間で到着した。都内からでも、東北道―磐越道経由で4時間くらい…

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ウサギとハリネズミ(Hase und Igel)

人参が余ってゴールできない! ドイツ年間ゲーム大賞の第1回目の受賞作品。ボードゲーム大国ドイツの幕開けは、このイギリスからの輸入ゲームによって始まった。人参を食べてゴールを目指す、ダイスを使わない双六ゲームである。 2回のリメイクを経て現在も発売されていることから分かるように、その魅力はこれだけたく…

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サーカスパレード(Zirkusparade)

パレードは揃えて長〜く カードをめくってサーカスのパレードをつくる記憶ゲーム。記憶だけではなく、集めるカードを切り替えるタイミングの判断も問われる。 場にはピエロや猛獣使いや動物たちのカードが裏になっている。自分の番になったら、カードを1枚めくって、取るか戻すかを選ぶ。取ることにしたらさらにめくって…