観葉植物を配置して育てる『ヴェルダント』日本語版、2月9日発売
観葉植物を中心に、ペットや家具などを揃えてお気に入りの部屋を作り上げる配置型パズルゲーム。『キャリコ』『カスカディア』のフラットアウトゲームズ+AEG(アメリカ)よりキックスターターを経て2022年に発売された。
手番には『カスカディア』のようにランダムに組み合わせられた植物カード・家具トークン・部屋カードから、同じ組のカード1枚と家具トークンを選び、5×3枚に収まるようにして自分の前(家)に並べる。植物の日照条件を満たしたり、肥料や水などのアイテムを使うと植物が成長する。
これを繰り返して家が完成したらゲーム終了。成長した植物、部屋の条件、家具やペットの数などが得点になり、合計点を競う。
さらにゲームごとに異なる条件、目標のクリアを目指す業績モード、ソロモード、要素を減らしたファミリーモードもあり、さまざまな場面で楽しめるようになっている。世界中の観葉植物が美麗に描いた60枚の植物カードには豆知識も書かれており、できあがった家の満足度を高めてくれる。
内容物:グリーンパワートークン 60個(木製)、植物カード 60枚、部屋カード 60枚、目標カード 30枚(上級ゲーム用)、早見表カード 10枚、倉庫カード 5枚、園芸用品トークン 45枚、鉢トークン 36枚、グリーンサムトークン 36枚、家具トークン 45枚、布袋 1枚、VP記録用紙 1束、ルール説明書 1冊(カードサイズ:57×89mm)
ヴェルダント(Verdant / Johnson, Melvin, Mesburne, Russ, Stankewich / Flatout Games+Arcright, 2022-23)
場から観葉植物カードや部屋カードを取って3×5の市松模様に並べ、日光や肥料で植物を育てる。さまざまなボーナスも狙うが、何が必要か割と明確なのでゲーム中迷子にならない pic.twitter.com/of6tAjl6Fs— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 26, 2023
カプセルの中身をアレンジ『タイムカプセル』日本語版、1月下旬発売
ライフスタイル社(ロシア)がアルメニアに設立したスタジオ「レッドキャットゲームズ」から2022年に発売されたSFボードゲーム。彼方の惑星にある遺跡で見つかったタイムカプセルを過去に送り込み、失われた文明の遺物を探しに行く。
各プレイヤーのバッグにはプラスチック製のカプセルが4つ入っている。手番には2つを取り出して開け、中の物体を使用して新たな知識や能力、勝利ポイントを獲得する。獲得したものは再び2つのカプセルに割り振り、中身をより有用なものに構築していく。10ラウンドでゲーム終了となるが、ゲーム中に受け取る時空の狭間トークンを処理しないとゲームに敗北してしまう。
プレイヤーボードに強力なコンボを組み上げる「エンジンビルド」、エンジンを運用するためのパッケージを作る「カプセルビルド」、カプセル同士の相乗効果を狙う「バッグビルド」を組み合わせたトリプルビルドゲームだ。
内容物:タイムカプセル 16個、袋 4枚、タイル 120枚、カード 37枚、ダイス 26個、トークン 180個、時水晶 40個、得点マーカー 4つ、ラウンドマーカー、VPトラック、プレイヤーマット 4枚、ルールブック