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『最後の晩餐~裏切り者は誰だ~』6月20日発売

株式会社キリスト新聞社は6月20日、聖書を題材とするゲームシリーズ「聖書コレクション」の新作『最後の晩餐~裏切り者は誰だ~』を発売する。デザイン・中村誠、監修・株式会社人狼、グラフィック・TANSAN & Co.、イラスト・ましう、12歳以上、5~15人用、30分、1500円(税別)。ゲームマーケット2014春で先行販売される。
今年3月に発売され大好評だった『バイブルハンター』(TGiWレビュー)に続く第2弾。プレイヤーはイエスや十二弟子の1人となり、夜ごと「最後の晩餐」を繰り返す人狼系のコミュニケーションゲーム。
最後の晩餐にはイエスを逮捕しようと画策する律法学者が紛れ込んでいる。果たして弟子たちはイエスを守り切ることができるのか? それとも弟子たちの中に裏切り者が…!? レオナルド・ダ・ヴィンチの名画でも知られる聖書の重要なシーンをゲームで再現。イエスが弟子たちの裏切りを予告した「最後の晩餐」の緊迫感を体感できる。
プレイヤーの正体を表す人物カードとは別に配られるアイテムカードは、他のプレイヤーの正体を見破ったり、逮捕からプレイヤーを守ることができる。しかも、このアイテムカードは毎ターン配り直されるため、推理の手がかりがだんだん増えていき、人狼ゲームとはひと味違うプレイ感がある。
「バイブルハンター」に引き続き、現役の牧師である三輪地塩氏が神学的見地から監修。さまざまな学説が存在する解釈の難しい場面にもかかわらず、それらを網羅できるよう配慮して作られており、遊びながら聖書に親しめる。
最後の晩餐(人物カード)

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『ビブリオス:中世の写本師』日本語第2版、6月上旬発売

ホビージャパンは6月上旬、写本を集める競りゲーム『ビブリオス:中世の写本師』日本語版を発売する。2~4人用、10歳以上、30分、2800円(税別)。
2007年にアメリカの個人出版社から発売され、2010年にイエロ社(フランス)がリメイクした作品。日本語版は2012年に発売されたが、品切れとなっていた。第2版では箱に日本語のロゴが入ったほか、カードの仕様も若干変更になっている。
プレイヤーは中世欧州の領主となり、ほかの領主達よりも立派な書庫を充実させることを目指すゲーム。貴重な写本を読みやすく美しい書面とするため、色のついた文字や装飾に必要な顔料をそろえ、ひたすら根気の要る筆写作業をこなす腕の良い写本師を揃え、なるべく少ない投資で原本となる様々な写本や聖書などを買い揃え、書庫を充実させなくてはならない。
顔料や写本師への支払いは競りによって変わっていく。はたしてほかの領主よりも立派な書庫を作り上げることができるだろうか。5つのジャンルを競りで集め、それぞれのトップ賞の得点をとる。大枚をはたいて集めても、トップ賞が安くてはどうしようもない。独特のシステムで駆け引きの楽しい定番ゲームの再登場だ。
ホビージャパン:ビブリオス:中世の写本師