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ドイツ年間ゲーム大賞に『キャメルアップ』、エキスパート大賞は『イスタンブール』

ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日10時30分(日本時間の17時30分)、ベルリン市内のホテルにて今年度大賞の発表と授賞式を行った。5月19日に発表されていた(TGiWニュース)各3タイトルのノミネート作品から、大賞には『キャメルアップ』、エキスパートゲーム賞には『イスタンブール』が選ばれた。
審査員は授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。ノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、エキスパートゲーム大賞(灰色のポーン)、年間ゲーム大賞(赤いポーン)の順に発表された。それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。
『イスタンブール』(ペガサスシュピーレ)でエキスパートゲーム大賞を受賞したR.ドーン氏は、『ジェノバの商人』『ジャンボ』『ラスベガス』『ロスマンフォス』に続く5回目のノミネートで初の大賞を受賞した。インタビューでは、『イルヴェッキオ』をホールゲームズのR.ブルーン氏が編集に携わったことを明かした。『キャメルアップ』(エッガートシュピーレ)のデザイナーであるS.ボーゲン氏は一昨年にキッズゲーム大賞を受賞した『フビを捕まえろ!』に続く2回目の栄冠。選考委員は「ワイルドなレースが感情を呼び覚まします。全ての年代層で期待し、心配し、笑えるゲームです」と評している。
今回、両方の賞がドイツ人デザイナーの作品で占められるのは4年目で初。授賞式に先立って選考委員のB.レーライン氏が、ドイツのワールドカップ優勝に触れ、喜びを表したが、世界一権威あるボードゲーム賞も自国ドイツに与えられた。
ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表はすでに先月10日に発表され『幽霊、幽霊、宝探し(Geister, Geister, Schatzmeister)』が選ばれている(TGiWニュース)。
『キャメルアップ』も『イスタンブール』も、現在のところ輸入版がホビージャパンの取り扱いにより販売されている。
Spiel des Jahres e.V.
TGiWレビュー:キャメルアップ
TGiWレビュー:イスタンブール


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TICOSのボードゲーム特集、Youtubeで公開

TBSで1994年12月と1995年6月・11月に放送されたトレンド情報番組『TICOS』ボードゲーム特集(全12回)が、Youtubeで公開された。当時のボードゲームシーンを振り返ることができる。
「遊びのニューウェーブ、アダルトゲーム」として毎回1タイトルずつボードゲームを取り上げ、実際にプレイする様子を放映。日本アダルトゲーム協会(JAGA)の小田正信氏が「ゲームの達人」として案内役となり、ルールの解説を交えつつ、globeのラッパーで知られるマークパンサー氏らとプレイする。
取り上げられるゲームは「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」(ドイツ年間ゲーム大賞)の『スコットランドヤード』『バルバロッサ』『貴族のつとめ』『ブラフ』『マンハッタン』『ドルンター・ドリューバー』や、定番カードゲーム。日本語版になっている作品もある。
番組の最後にはボードゲームが買える場所として博品館、東急ハンズ、奥野かるた店、メビウスゲームズなどを紹介。現在はすでに閉店しているショップもあり、当時の売り場の様子を映像で見ることができるのも貴重だ。