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新潮社の女性誌に「三次元ゲーム」

新潮社による働く大人の女の子のごほうびマガジン『ROLA(ローラ)』(3月号、1月31日発売)に、ボードゲームの記事が掲載されている。
「寒い冬、三次元ゲームが熱すぎる!!!」と題された特集で取り上げられているのは国内外のボードゲームやリアル脱出ゲーム。『オラフ危機一発』、『PIX』、『INSIDE』、『モノポリー』、『人間ゲームコンプレックス人狼』、『それはオレの魚だ!』、『スティッキー』、『クリエイショナリー』、『赤ずきんは眠らない』、『マーブルすくいゲーム』、『アロザ殺人事件』の11タイトルが4ページにわたって大きな写真入りで紹介されている。
また、東京・渋谷のJELLY JELLY CAFEに開設されているボードゲームカフェのゲームイベントの様子もレポート。「女子ゲーマー急増中」「ボードゲーム女子会中」「女性に一番人気!Dixit」などのコピーが並ぶ。ボードゲームは男性比率が高い趣味だったが、女性がどんどん増えている模様だ。
対談では女優の鈴木杏さんが「面白かったのは、ラクガキをするゲーム! 一つの絵を描いて、次の人にそれが何の絵か伝えて、それを見た人がまた絵を描いて伝えて、っていう絵の伝言ゲームみたいな。」と語り、『テレストレーション』を遊んでいたことを明らかにした。またメンタリストのDaiGo氏が俳優の佐藤健氏とボードゲームをしていると話し、「ボードゲームも、表立っては正義、つまり一貫して”いい人”であることが大切」とアドバイスしている。芸能界でのボードゲームの広まりが見て取れる。
新潮社:ROLA

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第1回ドゥアリ賞に『王と暗殺者』

ニュルンベルクをはじめとするドイツ国内6都市で500人以上のメンバーを擁するボードゲームサークル「アリババ・ボードゲームクラブ(Ali Baba Spieleclub e.V.)」は1月29日、第1回となる2人ゲーム専門のボードゲーム賞「ドゥアリ(DuAli)」を発表した。対象にはポーランドの『王と暗殺者』が選ばれた。
今日もプレイミス:【ゲーム紹介】王と暗殺者(King & Assassins)
対象となるのは2014年にドイツで新発売となった2人用ボードゲームで、サークルで12タイトルに絞った上で530名が投票。コンポーネントの出来10点、ルールブックの分かりやすさ10点、ゲームの面白さ30点という配点で点数をつけ、その合計を比較した。『王と暗殺者』はコンポーネントで首位に立ち、平均39.8点だったという。
また2位には『パゴダ(Pagoda、ペガサスシュピーレ)』、3位には『狩人と斥候(Jäger und Späher、コスモス)』が入っている。ゲームの面白さだけの点数では『狩人と斥候』が1位、ルールブックの分かりやすさでは『スピードカップ2(Speed Cups 2)』が1位。
ニュルンベルク’14新作情報:ペガサスシュピーレ(パゴダ)
シュピール’14新作情報:コスモス(狩人と斥候)
高円寺0分すごろくや:スピードカップス拡張セット
今年のニュルンベルク玩具見本市で、ドイツはメディアは「2人用ゲームがトレンド」と報じている(Frankfurter Rundschau: Trend geht zum Spiel zu zweit)。2人世帯の増加により、これまでの主流だった3~4人ゲームを遊ぶのに人が集めにくくなっているという。日本でもカップルでボードゲームを楽しむ愛好者が多く、2人用ゲームの需要は今後も増加が見込まれる。
Ali Baba Spielclub e.V.:DuAli