
ドリス&フランク(ドイツ)から1995年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞候補リスト、アラカルトカードゲーム賞1位、ドイツゲーム賞4位となった作品。この度の日本語版は30周年記念版に基づく。トリックテイキングゲーム「ミュー」のほか、5つのルールで遊べる。
「ミュー」は、ラウンドの開始時にオークションが行われるチーム戦トリックテイキング。オークションでは勝つために必要な得点を手札を公開して競り、チーム分け(1位チームと2位チーム)と切り札が決められる。マストフォローで色と数字の切り札があるトリックテイキングを行い、獲得したカードの得点のほか、勝ったチームにボーナスがある。3~4ラウンド行って個人得点の合計を競う。
新版ではルール調整が行われているほか(旧版ルールでプレイすることも可能)、切り札と目標点がわかるマーカーが入った。他にもマイナス点のあるトリックテイキング「ラストパンサー」、獲得トリックを予想する「ヴィミュールン」、カウントアップ「カルコリー」、ゴーアウト「ラミュー」、数合わせ「サファリュー」でもプレイできる。