『はぁって言うゲーム』『あいうえバトル』『言いまちがい人狼』をはじめ、ゲームマーケットを舞台に数多くのボードゲームを発表し続け、デジタルハリウッド大学の教授も務めるゲーム作家の米光一成氏が、ゲーム作りの奥義を書き記したガイドブック。図版、イラストを多数使用した10代のためのノンフィクションシリーズ「ちくまQブックス」のシリーズとして発行された。
ゲームを分析する3つの視点から、おもしろいゲームの基本原理を考察し、「自分マトリクス」でモチーフやアイデアを発見する方法、そしてプロトタイプづくりのコツ、効果的なルール改善の方法までを解説。「これはゲームなのか?」といったモノも視野に入れ、コンピュータゲームをつくるときの根源である「ゲームのおもしろさを生み出すメカニクス」も学ぶことができる。
筑摩書房は第1章の一部を公開しており、試し読みできる。
筑摩書房:人生が変わるゲームのつくりかた——いいルールってどんなもの?
【目次】
第1章 そもそも、ゲームってなに?
column 『はぁって言うゲーム』を遊んでみよう
第2章 ゲームはなんでおもしろいのだろう?
column ゲームズマンシップってなに?
第3章 ゲームづくりの5つのステップ
第4章 「好き」からゲームをつくってみよう
第5章 汚くつくってやりなおせ
第6章 ルールを改善するともっとおもしろくなる
column スタートプレイヤーの決めかた
第7章 すべてをゲームにしてみよう
◆ 次に読んでほしい本
◆ 次に遊んでほしいボードゲーム