アニメーション映画やモーションデザインを手掛けるXDプロダクション(フランス)が製作したAR(拡張現実)ゲーム。スマートフォンで家中の床や壁を映して浮き出る遺品を調べ、洋館の謎を解く。
時計や暖炉の絵が描かれたマーカーシートを、シートごとに指定された高さの壁や机の上などに貼り付け、専用のアプリケーションを入れたスマートフォンで映すと、棚、時計、タイプライター、マネキンの腕といった呪われた洋館の調度品が浮かび上がる。これらは画面上でタップすることにより、引き出しを開けたり、ボタンを押せたり、実際に操作ができるようになっており、近づいたり回り込んだりしてより詳しく観察もできる。
これらの品々に隠された不思議な模様を組み合わせて暗号を解いたり、見つけたアイテムを組み合わせて鍵を開けたりして物語が進んでいく。洋館に隠された全ての謎を解き明かすことができればゲームクリアとなる。
チュートリアルモード、短時間でシンプルな謎解きが楽しめる初級モード、本格的な謎解きに挑戦する本編モードがあり、それぞれ別の謎が隠されている。スマホ画面の中に古ぼけた暖炉や扉が実際にそこにあるかのように出現し、いつもの見慣れた部屋や廊下が呪われた洋館のアトラクションへと様変わりする新感覚ゲーム。アプリの懐中電灯機能を活用し、部屋を薄暗くして遊べば、恐しい洋館の雰囲気を味わえるだろう。