タルヲシル破産、『キズナと螢の物語』などを製作

東京商工リサーチ速報によると、創作集団タルヲシル(株)は9月8日、東京地裁より破産開始決定を受けた。資本金550万円、負債額調査中。

ボードゲーム開発支援・クラウドファンディングプロジェクト提案・UIデザイン・イラスト・2Dアニメ・テキスト制作を手掛け、「タルオシルゲームズ」のレーベルでゲームマーケット2016から出展。『進め!ユグドラ探検隊』『サムライソウルフード』『キズナと螢の物語』(エピソード3まで)をリリースした。また2017年には「和の癒し」をテーマにしたボードゲームカフェ「ムスビヨリ」を東京上野にオープンしている。

2018年に朗読劇版『キズナと螢の物語』(出演・榎ちひろ氏ほか)のDVD製作をめぐって舞台音楽の制作者とトラブルになり、その際に代表の暴言がもとで炎上。2019年3月には「ムスビヨリ」の閉店を余儀なくされた。その後は「事業を縮小していたが、資金繰りも限界となり今回の措置となった」という。

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