ニュルンベルク’16新作情報:アバクスシュピーレ

ミクロロボット(Micro Robots)
A.クーネカート作、3~7人用、10歳以上、20分。
A.ランドルフの名作『ハイパーロボット(Ricochet Robots》』をミクロ化しました。操縦するコンピューターが故障し、修理しなければなりません。蛍光灯があちこちで点滅し、ロボットは操縦が効かなくなっています。次の目的地までのルートを誰よりも早く見つけてあげましょう。2つのダイスを振って目的地が決まり、全員一斉にそこまでのルートを考えます。各マスには色のついたダイス目がかいてあり、そこから直角に同じ色か、同じ出目のマスに移動できます。何回の移動で目的地に到達するかを頭の中で考え、当たっていると得点になります。途中の経由地がある上級者ルールもあります。
カカオ:チョコラトル(Cacao: Chocolatl)
P.ウォーカー・ハーディング作、2~4人用、10歳以上、20分。
『カカオ』の第1拡張で、チョコレート、灌漑、小屋、地図という4つのモジュールを組み合わせてゲームに加えることができます。チョコレートモジュールでは、3つのチョコレート市場と20個のチョコレートマーカーが入っています。チョコレートを生産するタイルでカカオから作られ、専門の市場で高く売ることができます。灌漑モジュールでは水を支払うことで追加のカカオを収穫できる特別なプランテーションが加わります。小屋モジュールでは12枚の小屋タイルが入っており、ゲーム中に獲得することで追加の能力と、一定の条件で勝利点が入ります。地図モジュールは、これから出てくるタイルが先にわかるようになります。
ゲーム・オブ・トレインズ(Game of Trains)
トレーグラニック作、2~4人用、8歳以上、20分。
カードを順番に並べる古典ゲーム『ラックオー』のシステムを使ったカードゲーム。シュピール15でブレインゲームズ社より発表されました。到着する貨物列車を順番に並べ替えます。はじめは降順に並んでいますが、これを山札から引いたカードと交換したり、各カードの特殊能力を使ったりして昇順に並べ替えなければなりません。特殊能力には交換、移動、ほかのプレイヤーの妨害などがありますが、特殊能力を発動したカードは捨て札になります。最初に正しい順番に並べられるのは誰でしょうか?
レオ(Leo)
L.コロヴィーニ作、2~5人用、6歳以上、30分。
子ども向けの協力記憶ゲームです。たてがみが伸びすぎたライオンのレオ君を、5ラウンドで床屋までたどり着かせることを目指します。しかしレオ君はみちくさ好きで、道すがら出会ったほかの動物とおしゃべりしています。太陽が沈み、たてがみが長くなる前に、床屋にたどり着けるでしょうか? 手番には動物カードを1枚プレイし、レオ君を1~4マス移動させます。移動先の動物カードをめくって、プレイしたカードと同じだったら時間は進みませんが、違うとその動物に応じて1~5時間進んでしまいます。
ワードアップ(Word up)
N.ペガゾフ作、2~10人用、8歳以上、15分。
古今東西系のコミュニケーションゲームで、シュピール15にホビーワールド社(ロシア)から”Think it up”というタイトルで発表された作品のドイツご飯です。「木でできたもので、Bで始まるもの」「Mで始まる職業」などのお題にいち早く答え、アルファベットカードを取ります。
ズーロレット・ジュニア(Zooloretto junior)
M.シャハト作、2~5人用、7歳以上、30分。
2007年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ズーロレット』のコンパクト版で、2010年に発売された『ズーロレット・ミニ』のリメイクです。動物園の園長となって、たくさんの来場者を集めます。ひとつのオリには同じ動物しか入れられません。コンポーネントは一新されましたがルール変更はありません。

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