ブラント夫妻がアレンジ『スコットランドヤード カードゲーム』日本語版、8月9日発売

アークライトは8月9日、『スコットランドヤード カードゲーム(Scotland Yard: Das Kartenspiel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、イラスト・F.フォーヴィンケル&T.ヴォルバー、3~5人用、9歳以上、20分、2200円(税別)。
1983年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、ロングセラーとなっている怪盗追跡ゲームのカードゲーム版。『村の人生』『脱出:ザ・ゲーム』などで知られるブラント夫妻がリデザインし、オリジナルは昨年ラベンスバーガー社から発売された。日本国内ではボードゲーム版を手がけてきたカワダが輸入し、アークライトが販売する。
ボードゲームと同様、複数の刑事役プレイヤーが、手札にミスターXのカードをもつミスターX役のプレイヤー1人と対戦する。刑事たちはバスやタクシー、地下鉄のチケットカードを駆使してミスターXを追い詰め、ミスターXは正体を隠しつつ、いざという時に強力なアクションが行えるブラックチケットで、刑事たちの邪魔をする。
手番にはカードが昇順になるように出して、その場に対応するアクションを行う。ミスターXのプレイヤーから、ミスターXカードを引き当てたら刑事側の勝利、その前に山札が尽きたらミスターXの勝利となる。
新しいのは正体隠匿の要素。はじめは誰がミスターXか分からず、しかも逃亡(全シャッフル)することでミスターX役がほかのプレイヤーへ移動することもある。最終的にミスターXは誰なのか、協力して逮捕を目指す刑事たちと、最後まで逃げ切ることを目指すミスターXの手に汗握る攻防が再び始まる。
内容物:チケットカード90枚、アクションカード3枚、拡大鏡カード3枚、ミスターXカード2枚、無地カード2枚、説明書1枚
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